「そうだね。みんなには占いレシートとか、黄色いレシートとかって呼ばれてるね」

「これが、そうなんですか!?」

「うん。でもね、誰にでも出るわけじゃないんだよ? そのレシートは悩みがある人にだけ出るの」

「本当に……?」

和斗は信じられないという様子で目を見開く。

「本当だよ。だからね、大切にしてね」

タエの言葉に和斗は大きく頷くと、スキップしそうな勢いで幸せ食堂を後にしたのだった。