次の日、僕は、いつも家を出る時間帯の一時間前に起きて学校に行く支度をする。今日もいつものように一時間前に起きて学校に行く支度をして、家を出る時間帯がやって来た。だから僕は、いつもように家を出て、学校に向かう。学校に着いて、教室に入ろうとした。

ドアを横にスライドさせて開けようとした瞬間、誰かが居る気配がした、だから窓の外から覗いてみた。でも誰も居なかった、気のせいかと思った、そう思ったが警戒をしながらも教室に入った。あたりを見渡してみる、けど誰も居ない。警戒しながら自分の席へと向かった。向かおうとしている時に、横から「バッ」と人が出てきて、「驚いた?」と聞いてきた。僕は、びっくりして目を瞑ってしまったため分からなかったから目を瞑りながら「え?誰?」と聞いてみた、すると「私だよ、」と言ってきた。目をゆっくり開いてみた。すると加奈だった。

加奈は笑顔で優しそうにこっちを見てきた。加奈は、絶対僕が怒っていることを分かっていながら笑顔で優しそうに話してきた、僕は、そうとしか考えられない。そう考えた僕は、「そんな簡単に罠に引っかからないぞ。」と思い、まだ怒りは冷めていないからな。そんなことをされても、僕は、怒りを忘れる訳ないからな。昨日のことでまだ怒っているからな。だから僕は、怒っている雰囲気を出し、声のトーンを怒っている時のトーンに変えてこう怒って言った。
「僕は、昨日君にされたことをまだ怒っているからな」と僕は、怒りながら言った。加奈は、「え?何のこと、全然分かんないだけど」としらばっくれてきた。「とぼけても無駄だ、昨日、からかうような文章送ってきやがって」と僕は、怒りながら言った。
「あー、そのこと、もーいいじゃん過去を悔やんでも仕方ないよ」と加奈が言ってきた。「言われてみれば確かにそうだ」と僕は、納得したような感じで言った。さっきまで僕にあった怒りの感情がだんだん静まって消えていった。

「それよりさ、今日で付き合ってから一年三カ月、だいぶ経ったよね、そうだ一年三カ月記念にどっか行かない?」と加奈は言った。「ああ」と僕は、心の中でこう思いながら言った。「だいたいなんで女っていつもそうやって付き合ってからの日数を計算して記念日とか言うんだろう、普通は、彼氏側も計算するのかな。」

「春樹は、どこに行きたい?」と加奈が聞いてきた。僕は、「海かな」と言った。「じゃあ、そうしよか、いつにする?」と加奈は聞いてきた。それを聞いた僕は、あっさりと僕の意見が通って驚いた。いつもの加奈ならここで僕の意見に反対をするのに。 「じゃあ、今週の土曜日、朝の十時に学校の近くにある噴水広場で、多分加奈なら分かると思う。」と僕は、答えた。「いいよ、じゃあ今週の土曜日の朝十時、噴水広場で、海に行って何する?」と加奈が聞いてきた。「海をずっと眺めたり、そこで美味しい物を食べたりしようよ」と僕は、答えた。「いいね」と加奈は、言ってくれた。そう言った後、少し暗い顔をしていた。「どうしたの?」と聞いてみようか、どうしようか迷った結果、聞いてみることに、「どうしたの?暗い顔して」と僕は、聞いた。すると加奈は、「なんでもないよ、全然平気」と暗く大丈夫じゃなさそうな返事をしていた。凄く気になったまま
土曜日を迎えた。