次の授業の準備をしようと思って、黒板に書かれた時間割を確認しようとするも四限目だけ書かれていなかったんで自分が持っている時間割表を確認しようと思い机の中から取り出そうとした。 すると「あれ?、あれ?、ないぞ時間割表が無い」と心の中で言う僕、そして焦る。確か、朝来た時に机の中に入れたはず、奥に手を伸ばしたりして、探した。リュックサックの中も探した。でも見つからない、だから僕は、加奈が、僕の時間割表を持っているかなと思い、聞いてみた。なぜ真っ先に加奈に聞いたかというと、一年生の頃これと全く同じようなことが起きて、加奈が僕の時間割表を盗んでいたからだ。何のために盗んだかは、分からないが、何よりも前兆があるから、加奈をまず疑った。「加奈、僕の時間割表を知らないか?」と少し怒り気味のように聞いてみた。すると加奈は、「ち、違う。違うよ私じゃない」と答えた。 今の反応を見て僕は、加奈が犯人だと思った。なぜなら分かる通り、めちゃめちゃ動揺していたからだ。 だから僕は、問い詰めた。「時間割表を盗んだのは、君だな」と強く言った。加奈は、「本当に知らない」と答えた。 だから、僕は、加奈に対し、「しらばっくれるな、さっきの数秒前の反応どう見てもおかしいだろ、知らないというのだったら机の中身を出してもらおう。そしてリュックサックの中身も見せてもらおう。」と僕は、怒らながら言った。そんな中、加奈は平常心で「なんか警察の取り調べみたいだね」とツッコンできた。それを言われた僕は、怒りの感情を出している中、少し笑いそうになった。「ここで笑ったら台無しだ、」と思い笑いを一生懸命堪えた。加奈は、リュックサックの中身から物をちゃんと一つずつ机の上に出して、証明してきた。 そして机の中身も同じように。 加奈からしたら、絶対に厄介な奴だと思っているな。 そんなことも分かっていながら言う僕は、どうかと思う。中身を見せてもらった結果、僕の時間割表が無かった。「ほら、無かったでしょ、大丈夫?」と加奈が言った。
僕は、凄く恥ずかしくなっていた。 何故なら、さっきまで自信満々に言っていて、予想がはずれてしまったからだ。 僕は、凄く顔が赤くなっているだろう。 今自分で、自分の顔を見ることを、できないから分からないが、予想はできる。 加奈は、顔が赤くなって、予想を外している僕の方を見てずっと笑っていた。
自分の黒歴史が一つできてしまったと思った。顔には、出さなかったが心の中で、悔しいと思い、最後に加奈が言った「大丈夫?」が凄く胸に痛い針が刺さったような感じがし、敗北感を味わった。 敗北感を味わうってことは、犯人を探して問い詰めることがいつの間にか自分の中では、戦いに変わっていていた、ということなのか。と疑問に思った。 変にどうでもいいことを疑問に思うことが多いな。
変なことを考えた時に疑問に思うっていうのは、割と普通なことなのかな、と思い、そう思っているのは、自分だけなのかなと思ったので、加奈に聞いてみた。加奈の方を見て話そうとすると、加奈はまだ笑っていた。それを見た僕は、加奈に対してこう言った。「よっぽど面白かったの?」と少し驚きがあるように聞いた。すると加奈は、「うん」と答えた。悔しいと思っていたが、そんなに面白いって思うんだったら自分だけ笑わないのは、「なんか違うな」と思い僕も笑って、二人で笑い合った。
そして、時間割表のことは、もう諦め、加奈が時間割表を持っていると言ったから、「帰ったらケータイで写真を撮って僕に送ってくれないか?」と僕は普通に平常心で聞いた。加奈は、「いいよ」と答えてくれた。やっぱり加奈は、最終的には、優しさを出してくれるから、有難い人だ、感謝を忘れてはいけない人だな。
僕は、凄く恥ずかしくなっていた。 何故なら、さっきまで自信満々に言っていて、予想がはずれてしまったからだ。 僕は、凄く顔が赤くなっているだろう。 今自分で、自分の顔を見ることを、できないから分からないが、予想はできる。 加奈は、顔が赤くなって、予想を外している僕の方を見てずっと笑っていた。
自分の黒歴史が一つできてしまったと思った。顔には、出さなかったが心の中で、悔しいと思い、最後に加奈が言った「大丈夫?」が凄く胸に痛い針が刺さったような感じがし、敗北感を味わった。 敗北感を味わうってことは、犯人を探して問い詰めることがいつの間にか自分の中では、戦いに変わっていていた、ということなのか。と疑問に思った。 変にどうでもいいことを疑問に思うことが多いな。
変なことを考えた時に疑問に思うっていうのは、割と普通なことなのかな、と思い、そう思っているのは、自分だけなのかなと思ったので、加奈に聞いてみた。加奈の方を見て話そうとすると、加奈はまだ笑っていた。それを見た僕は、加奈に対してこう言った。「よっぽど面白かったの?」と少し驚きがあるように聞いた。すると加奈は、「うん」と答えた。悔しいと思っていたが、そんなに面白いって思うんだったら自分だけ笑わないのは、「なんか違うな」と思い僕も笑って、二人で笑い合った。
そして、時間割表のことは、もう諦め、加奈が時間割表を持っていると言ったから、「帰ったらケータイで写真を撮って僕に送ってくれないか?」と僕は普通に平常心で聞いた。加奈は、「いいよ」と答えてくれた。やっぱり加奈は、最終的には、優しさを出してくれるから、有難い人だ、感謝を忘れてはいけない人だな。