実家に帰って1ヶ月。
おかげさまで体調も良く、私も子供も順調。
渚不足で、少し寂しいのが難点かな。
梨華は山口さんと上手くいっているようで、別人のようにおとなしくなった。
母さんや父さんにも素直に受け答えしているし、私のことも気遣ってくれる。
「お姉ちゃん。今日は海人とクラシックのコンサートに行くんだけど、良かったら一緒に行く?胎教にもいいらしいし」
フフ。
あの梨華がそんな気遣いが出来るなんて、びっくり。
「私はいいわ。2人で行きなさい」
邪魔はしたくないし、私はいつか渚と行くから・・・
ウルッ。
なんだか寂しくなった。
もう、随分渚の顔を見ていない。
彼は彼で、お父さんとの話し合いに苦戦しているらしい。
まあね、3年以上音信不通の息子がいきなり帰ってきて「子供ができた。結婚したい」では、怒らない方がおかしい。
お父さんが出した条件は、沖縄に帰ってくること。
当然だと思うけれど・・・難しい問題だわ。
「もー、樹里亜も梨華も早く食べなさい」
母さんに急かされて、今日も朝食をかき込んだ。
おかげさまで体調も良く、私も子供も順調。
渚不足で、少し寂しいのが難点かな。
梨華は山口さんと上手くいっているようで、別人のようにおとなしくなった。
母さんや父さんにも素直に受け答えしているし、私のことも気遣ってくれる。
「お姉ちゃん。今日は海人とクラシックのコンサートに行くんだけど、良かったら一緒に行く?胎教にもいいらしいし」
フフ。
あの梨華がそんな気遣いが出来るなんて、びっくり。
「私はいいわ。2人で行きなさい」
邪魔はしたくないし、私はいつか渚と行くから・・・
ウルッ。
なんだか寂しくなった。
もう、随分渚の顔を見ていない。
彼は彼で、お父さんとの話し合いに苦戦しているらしい。
まあね、3年以上音信不通の息子がいきなり帰ってきて「子供ができた。結婚したい」では、怒らない方がおかしい。
お父さんが出した条件は、沖縄に帰ってくること。
当然だと思うけれど・・・難しい問題だわ。
「もー、樹里亜も梨華も早く食べなさい」
母さんに急かされて、今日も朝食をかき込んだ。