「蒼ちゃん、どうして赤いの?」
まずは蒼ちゃんから尋問する拓海。
「俺、赤が1番好きな色だから」
「ほう。で、がっくんの黄色は?」
拓海が俺に目線を移す。
「バナナが好きだから」
「ふーん。マルオはなんで紫?」
拓海が最後にマルオに細い目を向けた。
「彼女が【紫は高貴の色】って言ってたから」
「へぇー。……はぁ⁉⁉ 何やってんだよ、お前ら‼ 何なんだよ、この頭は‼」
拓海が蒼ちゃんとマルオと俺の頭を一人ずつぐしゃぐしゃに掻きまわした。
そう、俺らは昨日の秘密会議で、『インパクト狙いで髪の毛を派手色に染めてみよう』と画策したのだ。拓海に黙ってやったのは、絶対に嫌がられ、文句を言われる事が分かりきっていたから。
まずは蒼ちゃんから尋問する拓海。
「俺、赤が1番好きな色だから」
「ほう。で、がっくんの黄色は?」
拓海が俺に目線を移す。
「バナナが好きだから」
「ふーん。マルオはなんで紫?」
拓海が最後にマルオに細い目を向けた。
「彼女が【紫は高貴の色】って言ってたから」
「へぇー。……はぁ⁉⁉ 何やってんだよ、お前ら‼ 何なんだよ、この頭は‼」
拓海が蒼ちゃんとマルオと俺の頭を一人ずつぐしゃぐしゃに掻きまわした。
そう、俺らは昨日の秘密会議で、『インパクト狙いで髪の毛を派手色に染めてみよう』と画策したのだ。拓海に黙ってやったのは、絶対に嫌がられ、文句を言われる事が分かりきっていたから。