「俺は構わないよ。やっぱり原因知りたいし」
マルオが蒼ちゃんの意見に頷いた。
「俺も全然いいよ。ネットに上げた方が色んな人に見てもらえるしね」
拓海も賛成。なので、
「じゃあ、さっそくアカウント作るわ」
蒼ちゃんがタブレットの画面を触りながら、岳海蒼丸のアカウントを作成し出した。
「イヤ、俺の意見も聞けよ‼」
何故か俺には同意を求めない蒼ちゃんの手がからタブレットを奪い取る。
「賛成過半数だったからもういいかと。異議ありなん? がっくん」
蒼ちゃんがチラリと俺を見た。
「イヤ、ないけども‼」
「ないんじゃん」
俺の返事にマルオが笑う。
「俺だってメンバーだろうが‼ 聞かれないと淋しいだろうが‼」
「淋しがり屋でしゅねー、がっくんは。よしよし。機嫌治そうねー」
マルオに言い返す俺の頭を、拓海が赤ちゃんをあやすかの様に撫でながら、俺の手に持たれたタブレットをすっと抜き取り、『蒼ちゃん、パース』と言いながら蒼ちゃんに手渡した。
マルオが蒼ちゃんの意見に頷いた。
「俺も全然いいよ。ネットに上げた方が色んな人に見てもらえるしね」
拓海も賛成。なので、
「じゃあ、さっそくアカウント作るわ」
蒼ちゃんがタブレットの画面を触りながら、岳海蒼丸のアカウントを作成し出した。
「イヤ、俺の意見も聞けよ‼」
何故か俺には同意を求めない蒼ちゃんの手がからタブレットを奪い取る。
「賛成過半数だったからもういいかと。異議ありなん? がっくん」
蒼ちゃんがチラリと俺を見た。
「イヤ、ないけども‼」
「ないんじゃん」
俺の返事にマルオが笑う。
「俺だってメンバーだろうが‼ 聞かれないと淋しいだろうが‼」
「淋しがり屋でしゅねー、がっくんは。よしよし。機嫌治そうねー」
マルオに言い返す俺の頭を、拓海が赤ちゃんをあやすかの様に撫でながら、俺の手に持たれたタブレットをすっと抜き取り、『蒼ちゃん、パース』と言いながら蒼ちゃんに手渡した。