「さっつえい♪ 撮影♪」「カメラ♪ カメラ♪」
拓海の言葉を聞いて、マルオと蒼ちゃんは俺を構う事を辞め、撮影の準備に取り掛かる。
全然納得していないのに、放ったらかしにされる俺。淋しい。悲しい。
「俺の臍、まだ絶賛曲がったままなのに撮影始めんな、ばかー‼」
地団駄を踏みながら、俺も照明のセットに取り掛かると、
『子どもか。』
3人が俺を見て笑った。
今回の撮影でこれ以降揉め事はなく、順調に撮れた。
ただ、3人が掛ける俺への褒め言葉が、しつこいくらいに最後まで『がっくん、いい味出てるよ』だったのが俺の気を散らし続けたのだけれど。
でも最高に楽しかったし、先回よりも良いものが出来上がった自信があった。
拓海の言葉を聞いて、マルオと蒼ちゃんは俺を構う事を辞め、撮影の準備に取り掛かる。
全然納得していないのに、放ったらかしにされる俺。淋しい。悲しい。
「俺の臍、まだ絶賛曲がったままなのに撮影始めんな、ばかー‼」
地団駄を踏みながら、俺も照明のセットに取り掛かると、
『子どもか。』
3人が俺を見て笑った。
今回の撮影でこれ以降揉め事はなく、順調に撮れた。
ただ、3人が掛ける俺への褒め言葉が、しつこいくらいに最後まで『がっくん、いい味出てるよ』だったのが俺の気を散らし続けたのだけれど。
でも最高に楽しかったし、先回よりも良いものが出来上がった自信があった。