「だって、このコンクールに気付いたの、締め切り1時間前だったんだもん。3人の意見聞いて纏める時間なんかなかったし。つか、言うほどダサくなくね? 漁船みたいでカッコ良くね?」
『そんなに怒る事なくね?』と何の悪びれもない蒼ちゃん。
「そう言われればカッコ良く…ねぇわ。全然カッコ良くねぇわ」
蒼ちゃんの言葉を一旦飲み込もうとしてみたが、やっぱり無理で、
「グループ名以前にコンクールに応募する話すら聞いてない」
拓海に至っては、コンクール参加自体が引っ掛かるらしい。
「だから、締め切り1時間前にこのコンクールの存在を知ったんだって」
しかし蒼ちゃんは『別にいいじゃん』的なノリで、俺らの抗議は意にも留めない。
『そんなに怒る事なくね?』と何の悪びれもない蒼ちゃん。
「そう言われればカッコ良く…ねぇわ。全然カッコ良くねぇわ」
蒼ちゃんの言葉を一旦飲み込もうとしてみたが、やっぱり無理で、
「グループ名以前にコンクールに応募する話すら聞いてない」
拓海に至っては、コンクール参加自体が引っ掛かるらしい。
「だから、締め切り1時間前にこのコンクールの存在を知ったんだって」
しかし蒼ちゃんは『別にいいじゃん』的なノリで、俺らの抗議は意にも留めない。