「なんかいいなぁ、夏川さん。凄くいい」
白木さんが笑うと、
「分かる。友だちになりたい」
千秋さんも笑う。
「是非とも‼」
パスタをほっぺに蓄えながら返事をすると、
「唐沢とも付き合ってほしい」
白木さんが千秋さんに便乗して変なお願いを挟み込むから、
「ティラミス‼ はーやーくー‼」
あからさまにシカトしてやった。
「はいはい、ただいまお持ちしまーす」
白木さんが『良かったな』と千秋さんの肩を撫で、キッチンに向かうと、
「本当に良かったー。私が余計な助言をしたばっかりに、唐沢さんはずっと元気ないし、きっと夏川さんも怒ってるだろうし、もう、夏川さんの職場の住所調べて謝罪に出向こうかと思ってたんですよ。でも、彼に『職場に行くなんて、迷惑すぎるだろ』って止められて……。夏川さんに嫌われなくて良かったですー」
千秋さんは、「心配事がなくなると、料理がよりおいしく感じますよね。まぁ、ここのはいつ食べても美味しいんですけど」と、ニコニコしながらパスタにフォークを刺し、クルクル巻いた。
白木さんが笑うと、
「分かる。友だちになりたい」
千秋さんも笑う。
「是非とも‼」
パスタをほっぺに蓄えながら返事をすると、
「唐沢とも付き合ってほしい」
白木さんが千秋さんに便乗して変なお願いを挟み込むから、
「ティラミス‼ はーやーくー‼」
あからさまにシカトしてやった。
「はいはい、ただいまお持ちしまーす」
白木さんが『良かったな』と千秋さんの肩を撫で、キッチンに向かうと、
「本当に良かったー。私が余計な助言をしたばっかりに、唐沢さんはずっと元気ないし、きっと夏川さんも怒ってるだろうし、もう、夏川さんの職場の住所調べて謝罪に出向こうかと思ってたんですよ。でも、彼に『職場に行くなんて、迷惑すぎるだろ』って止められて……。夏川さんに嫌われなくて良かったですー」
千秋さんは、「心配事がなくなると、料理がよりおいしく感じますよね。まぁ、ここのはいつ食べても美味しいんですけど」と、ニコニコしながらパスタにフォークを刺し、クルクル巻いた。