「食前酒のことだよ。ビール飲みたいって言ってたよね? ワインでもいいけど、どうする?」
唐沢が『ふふ』と笑いながら教えてくれた。
「すみません、何も知らなくて……。今日って、本当に3杯だけなんですか? となると、お酒選びも慎重にしないと……。唐沢さんはどっちがいいですか?」
お酒のメニューを見ながら、『なんで唐沢に酒の制限をされなきゃならないんだ』と腑に落ちない。
「夏川さんが飲みたい方でいいよ。夏川さんのお祝いなんだし」
唐沢はきっと、飲めれば何でも良いタイプなのだろう。
しかし、自分のお祝いを自腹でするなんて、聞いた事ないんですけど。
「……どれがいいですかね? 白木さん」
ここはもう、白木さんに聞くのが間違いない。またもや白木さんに質問返しした。
唐沢が『ふふ』と笑いながら教えてくれた。
「すみません、何も知らなくて……。今日って、本当に3杯だけなんですか? となると、お酒選びも慎重にしないと……。唐沢さんはどっちがいいですか?」
お酒のメニューを見ながら、『なんで唐沢に酒の制限をされなきゃならないんだ』と腑に落ちない。
「夏川さんが飲みたい方でいいよ。夏川さんのお祝いなんだし」
唐沢はきっと、飲めれば何でも良いタイプなのだろう。
しかし、自分のお祝いを自腹でするなんて、聞いた事ないんですけど。
「……どれがいいですかね? 白木さん」
ここはもう、白木さんに聞くのが間違いない。またもや白木さんに質問返しした。