「何で黙ってるの? 明らかにモラハラじゃん‼」
蒼ちゃんが私の顔を覗いた。
蒼ちゃんの目を見ながら顔を左右に振ってみせた。本当に許せないし腹が立つ。でも、いつものことだ。いちいち怒っても仕方がない。
「ダメだよ、サバちゃん。やられっぱなしなんかダメだよ‼ モラハラは、我慢し続けて収まるモンじゃないよ。我慢すればするほど続くよ。終わらないよ。サバちゃんが唐沢のことを嫌う気持ち、凄く良く分かったけど……ごめんね。俺、まだ神様のこと信じてる。俺、サバちゃんのことが好きだし、サバちゃんにお母さんになってほしい。サバちゃんの子どもになれたら幸せだろなって思う。サバちゃんがお父さんとケンカしたら、俺は絶対にサバちゃんの方につく。俺はいつでもサバちゃんの味方だよ」
蒼ちゃんが、『黙ってちゃダメだ。言い返しなよ‼』と私を煽る。
蒼ちゃんが私の顔を覗いた。
蒼ちゃんの目を見ながら顔を左右に振ってみせた。本当に許せないし腹が立つ。でも、いつものことだ。いちいち怒っても仕方がない。
「ダメだよ、サバちゃん。やられっぱなしなんかダメだよ‼ モラハラは、我慢し続けて収まるモンじゃないよ。我慢すればするほど続くよ。終わらないよ。サバちゃんが唐沢のことを嫌う気持ち、凄く良く分かったけど……ごめんね。俺、まだ神様のこと信じてる。俺、サバちゃんのことが好きだし、サバちゃんにお母さんになってほしい。サバちゃんの子どもになれたら幸せだろなって思う。サバちゃんがお父さんとケンカしたら、俺は絶対にサバちゃんの方につく。俺はいつでもサバちゃんの味方だよ」
蒼ちゃんが、『黙ってちゃダメだ。言い返しなよ‼』と私を煽る。
