2年前、初めて蒼ちゃんの書いた文章を読んだ時、読書家でもない俺が夢中になって一気読みした。
俺は、根本的に蒼ちゃんが書く文章が好きだ。それが悪口であっても読みたいと思ってしまうくらい好きだという事に、今気付いた。
「…送信。」
だから、SENDボタンを人差し指で叩いてしまった。
「はいー⁉」「何してんの、がっくん‼」
俺のビックリ行動に、拓海とマルオが同時に俺の方を見た。
「ちょっと、この先の言い合いに興味が出てきてもうた」
『イヒヒ』と拓海とマルオに笑って見せると、
「がっくん、ナイスー‼」
蒼ちゃんはニンマリ笑って俺に親指を立て、
「…まぁ、分からんでもないけど」「確かにねぇ」
拓海とマルオはしょっぱい顔をしながら笑った。
「で、何てコメントしたの?」
マルオが俺の手からタブレットを抜き取ると、マルオの肩越しに拓海がそれを覗き込んだ。
俺は、根本的に蒼ちゃんが書く文章が好きだ。それが悪口であっても読みたいと思ってしまうくらい好きだという事に、今気付いた。
「…送信。」
だから、SENDボタンを人差し指で叩いてしまった。
「はいー⁉」「何してんの、がっくん‼」
俺のビックリ行動に、拓海とマルオが同時に俺の方を見た。
「ちょっと、この先の言い合いに興味が出てきてもうた」
『イヒヒ』と拓海とマルオに笑って見せると、
「がっくん、ナイスー‼」
蒼ちゃんはニンマリ笑って俺に親指を立て、
「…まぁ、分からんでもないけど」「確かにねぇ」
拓海とマルオはしょっぱい顔をしながら笑った。
「で、何てコメントしたの?」
マルオが俺の手からタブレットを抜き取ると、マルオの肩越しに拓海がそれを覗き込んだ。