「でも、これからどうする?」

「う~ん・・・・・・」

「あ!そうだ!!」

「ん?」

「俺が代わりに事情を説明するから、とりあえず、ドラマのスタッフさん達のところへ行こう!!」

「あ、うん」





雨澤と阪部は、ドラマのスタッフ達のところへ行った。





「ハァハァ・・・・・・」

「ん?どうしたんだ?」とドラマスタッフが言う。





「あの、多分、見えないと思いますけど、ここに雨澤が

いるんです!!!」

「は!?何、馬鹿な事を言ってんだよ!!!」

「俺も、最初は信じられませんでした!!!」

「おいおい・・・そりゃ、一体、どういう事だよ?」

「実は、雨澤は、死んでしまったらしいんですよ!!!」

「え!?いや、雨澤君は、昨日も、元気だったじゃないか!!!それが何で急に!?」

「いや、コイツの話によると、昨日、帰って、朝起きたら、

いつの間にか死んでいて、幽霊になってしまっていたそうなんですよ。ですが、俺にだけは、コイツの姿も見えたし、声も聞こえて」

「って事は、今、そこにいるっていう彼は、幽霊なのか?」

「そうです!!!」

「ん~・・・そう言われても、信じられないね~・・・・・・昨日まで元気だった雨澤君が突然死んで、幽霊としてそこに立っているなんて・・・・・・」





すると・・・・・・