ギーゼフは、ジャンプした。





「あぁぁぁぁぁぁぁ!!!」





〝ババババババババン〟





「うりゃ!!!」





〝カァン〟





ギーゼフは、鉄の板が貼られた靴で銃弾を蹴って跳ね返した。





「うっ!!!」





ミリカはとても驚いた。





「スゴ~イ!!!あっ!!あの鉄の板は、銃弾を跳ね返すためだったのか!!へ~!!凄い!!!」





「今のは、わざわざお前らが魔法を使うまでもなかったからな。それに、俺も、少しは〝やれる〟ってところを見せてやらねぇと」





危機的状況だが、ミリカは、「カッコ良い~!!!」と目を輝かせて興奮していた。





「うおぉぉぉぉぉぉ~!!!」





マシンガンを持った男がヤケクソになって銃をぶっ放した。





ゼドルが「伏せろ~!!!」と言い、皆、テーブルの下に隠れた。





〝ダダダダダダダダダダダダダダダダ〟





「クッソ~!!こんなたくさんの弾、〝hundlingハンドリング〟でも、全部は操れない!!どうしよう・・・・・・」





少し考えて、閃いた。





「そうだ!!!」





ゼドルは、ポケットからナイフを取り出し、マシンガンを持った男の手にナイフを投げつけた。





〝シャッ〟〝グサッ〟





「ぐあっ!!!」





敵は、マシンガンを落とした。

ゼドルが「ナイス!!チャンスだ!!!」と言う。





ギーゼフがマシンガンを拾い、敵のヤツらを脅す。





「どうだ!!まだやるか!?」

「ヒィィィィィ!!!」





ギーゼフは、マシンガンで、マシンガンを落とした敵の頭部を軽く殴り、気絶させた。

「うっ!!!」





〝ドサッ〟





「どうだ?まだやるか?」

「くっ!!!」