ソフトフランスパンは半分にカットしてもらい、ふたりで分けた。それを一口サイズにちぎって、口に入れる。
「ん! 美味しい!」
「ね、美味しいよねー」
亮平さんは私の反応を見てから、自分も同じように食べた。亮平さんは食べ出すと止まらないようで、ちぎっては口に入れるを繰り返して、パクパク食べていき、手に持つパンはどんどん小さくなっていった。
私もつられて、同じように口に運んだ。口をもぐもぐさせながら、私たちは顔を見合わせて笑った。
「美味しいものを食べると自然と笑顔になれるよね。やっぱり未央ちゃんの笑った顔、かわいい」
「え……あ、こっちも美味しい!」
突然かわいいと言われて、私の頬は熱くなったが、照れるのをごまかすよう別のパンにかぶりついた。
亮平さんも優しく微笑んでから、同じように食べる。
気持ちが落ち込んでいても、美味しいものを食べると元気になれるのかも。ホテルの朝食も美味しかったんだろうけど、食欲がわかなくて少ししか食べれなかった。
だからなのか、今はお腹が空いていて、どんどん食べれる。
「食べ終わったら、今度はアイス屋さんに行こうね」
「アイス? わぁ、食べたい!」
かき氷を食べに行けなかったから、内心悔やんでいた。
「ん! 美味しい!」
「ね、美味しいよねー」
亮平さんは私の反応を見てから、自分も同じように食べた。亮平さんは食べ出すと止まらないようで、ちぎっては口に入れるを繰り返して、パクパク食べていき、手に持つパンはどんどん小さくなっていった。
私もつられて、同じように口に運んだ。口をもぐもぐさせながら、私たちは顔を見合わせて笑った。
「美味しいものを食べると自然と笑顔になれるよね。やっぱり未央ちゃんの笑った顔、かわいい」
「え……あ、こっちも美味しい!」
突然かわいいと言われて、私の頬は熱くなったが、照れるのをごまかすよう別のパンにかぶりついた。
亮平さんも優しく微笑んでから、同じように食べる。
気持ちが落ち込んでいても、美味しいものを食べると元気になれるのかも。ホテルの朝食も美味しかったんだろうけど、食欲がわかなくて少ししか食べれなかった。
だからなのか、今はお腹が空いていて、どんどん食べれる。
「食べ終わったら、今度はアイス屋さんに行こうね」
「アイス? わぁ、食べたい!」
かき氷を食べに行けなかったから、内心悔やんでいた。