そう言えばマリアさんとどうやって知り合ったんだろう? 魔法使いになりたいと思う程になったきっかけも知りたいな……。
って、ハル君とカナ君って名字違ったよね? 兄弟じゃない! あれ? どういう関係?
「あれ? 三人ってどういう関係なの?」
「は? 俺とハルは従兄弟だよ! 知らなかったのかよ」
知りませんでした! 小さい時はそんな事、気にもしてなかったので。
私が頷くと、カナ君はマジかーとため息をついた。
「俺の母親とハルの父親が姉弟なんだよ」
「夏休みとか休みの度に、僕の家にきていたんだ」
そうだったんだ。じゃ、おじいちゃんはカナ君の本当のおじいちゃんでもあるんだ。
「わたくしは星空と幼馴染ですわ。ちょうど陽翔とルナのような感じかしらね」
マリアさんがそう言って、二人との関係を教えてくれた。
「ふうん。で、ウィザードになったきっかけは? オーディションでも受けたの?」
別に特段意味はないけど流れて的に聞いてみた。だってこの二人なら魔法使いになりたいからって、受けたかもしれない。
けど、三人は何故か顔を見合わす。
「俺の父親がウィザードが所属するプロダクションの社長なんだ。これ、内緒な」
え? そう事なの? オーデションどころか親にお願いしてなったのかもしれないの?
私は目を丸くしながらそう思った。
「あと、この頭は俺のポリシーな。ホラ魔法使いってファンタジーの中では、髪が長かったりカラーだったりするだろう? で、もし召喚された時に黒髪だとダサいじゃん!」
カナ君は、きゅっきゅっと坊主頭を撫でながら語った!
うん? 聞きもしないのに語り出して、しかも黒だとダサいって? いやいやいや、スターリーは黒髪じゃん!
つい私は心の中で突っ込んだ。
「うんうん。髪の色は金髪が一番だよね。僕のこだわりは目の色なんだ! 左右違うのがいいよね! オッドアイ!」
続けてハル君まで語り出す。って、オッドアイ……シマールは両目ともブルーでしたよね? 私も続けて突っ込ませて頂きました!
「二人共見た目にこだわり過ぎですわ」
「そうですよね!」
マリアさんは、まだ毒されていなかった! よかった!
「ファンタジーの世界では、呼ばれ方が重要ですわ! そう思いません? ルナ」
うん? 呼ばれ方? 呼ばれ方って何?
「えっと……」
「いいですか! ファンタジーの世界のどこで先輩などと呼びますか! やはりそこはお姉様ですわ!」
あぁ、もう既に遅しでしたね。どっぷり毒されてました……。二人より意味がわかんないです。一つわかったのは、さっきお姉様と呼んでと言ったのは、ここから来てるって事くらいです。
私は三人の熱弁? にファンタジー部で確かに間違いないと確信しました! 私は語れませんがいいでしょうか?
「で、ルナのポリシーは?」
語れないというのに、ハル君は聞いて来た。しかもとっても答えを期待している様子。ありませんから。初めて聞かれましたし……。
「えっと……自然体?」
「自然体か。深いなぁ」
適当に答えたのにハル君には、凄く響いたようです。
って、ハル君とカナ君って名字違ったよね? 兄弟じゃない! あれ? どういう関係?
「あれ? 三人ってどういう関係なの?」
「は? 俺とハルは従兄弟だよ! 知らなかったのかよ」
知りませんでした! 小さい時はそんな事、気にもしてなかったので。
私が頷くと、カナ君はマジかーとため息をついた。
「俺の母親とハルの父親が姉弟なんだよ」
「夏休みとか休みの度に、僕の家にきていたんだ」
そうだったんだ。じゃ、おじいちゃんはカナ君の本当のおじいちゃんでもあるんだ。
「わたくしは星空と幼馴染ですわ。ちょうど陽翔とルナのような感じかしらね」
マリアさんがそう言って、二人との関係を教えてくれた。
「ふうん。で、ウィザードになったきっかけは? オーディションでも受けたの?」
別に特段意味はないけど流れて的に聞いてみた。だってこの二人なら魔法使いになりたいからって、受けたかもしれない。
けど、三人は何故か顔を見合わす。
「俺の父親がウィザードが所属するプロダクションの社長なんだ。これ、内緒な」
え? そう事なの? オーデションどころか親にお願いしてなったのかもしれないの?
私は目を丸くしながらそう思った。
「あと、この頭は俺のポリシーな。ホラ魔法使いってファンタジーの中では、髪が長かったりカラーだったりするだろう? で、もし召喚された時に黒髪だとダサいじゃん!」
カナ君は、きゅっきゅっと坊主頭を撫でながら語った!
うん? 聞きもしないのに語り出して、しかも黒だとダサいって? いやいやいや、スターリーは黒髪じゃん!
つい私は心の中で突っ込んだ。
「うんうん。髪の色は金髪が一番だよね。僕のこだわりは目の色なんだ! 左右違うのがいいよね! オッドアイ!」
続けてハル君まで語り出す。って、オッドアイ……シマールは両目ともブルーでしたよね? 私も続けて突っ込ませて頂きました!
「二人共見た目にこだわり過ぎですわ」
「そうですよね!」
マリアさんは、まだ毒されていなかった! よかった!
「ファンタジーの世界では、呼ばれ方が重要ですわ! そう思いません? ルナ」
うん? 呼ばれ方? 呼ばれ方って何?
「えっと……」
「いいですか! ファンタジーの世界のどこで先輩などと呼びますか! やはりそこはお姉様ですわ!」
あぁ、もう既に遅しでしたね。どっぷり毒されてました……。二人より意味がわかんないです。一つわかったのは、さっきお姉様と呼んでと言ったのは、ここから来てるって事くらいです。
私は三人の熱弁? にファンタジー部で確かに間違いないと確信しました! 私は語れませんがいいでしょうか?
「で、ルナのポリシーは?」
語れないというのに、ハル君は聞いて来た。しかもとっても答えを期待している様子。ありませんから。初めて聞かれましたし……。
「えっと……自然体?」
「自然体か。深いなぁ」
適当に答えたのにハル君には、凄く響いたようです。