思うこと。
今日はいつも通りの診察の日でありました。病院に行って、色々検査して、医師の説明を受けるのですが、いつも病院に行くと、自分が病気であるということを、突きつけられてしまうので、あまり楽しくありません。
病院に行っていつも思ってしまうのですが、なんで自分は生きているんだろうな、ということです。思えば、高校時代は必死で耐えてきましたが、結局、耐えることも、できなかったわけですから。
いまは、ほんとにただの家族のお荷物さんに過ぎないわけですし、何か技術を得たいと思っても、それにまつわるものがないというのが、現状です。
正直にいえば生きたくありません。毎日を過ごすだけで精一杯だからです。
家族は、なんだかなんのために生きているのかを考えずに、平気な顔して外に居場所を持っていますけど。昔は、羨ましいなと思いましたが、今は、羨ましく思う気力もなくなりました。もしかしたら、何も感じなくなったのは、単に気力がなくなったから、と解釈してもいいかもです。
よく、障害のある人は技術を身につけろといいます。しかし、私にはその学ぶ手段がありません。まず、会場へいけない。これが一番つらいところです。
何か学びたいとは思うけど、それを得るためのものがありません。　
うちにあるのは、パソコンと、あとは、原稿用紙と、ピアノと、琴、あと、着物しかないのです。
実用的になりそうなものが何もないのです。あとは、そうですね、お掃除と洗濯、料理くらいでしょうか。
お琴も、弦を張り替えることができないので、あんまりかなあと思うようになりました。前々はすごく楽しかったんですけどね。今は、なんだか虚しい感じがしています。師範免許はもらいましたが、その先をやろうとすることが、私にはできないんだなということが、だんだんわかってきたからです。
以前、ミシンを買って何かしたいと言いましたが、親と大喧嘩して、結局ダメでしたし。何かやろうと思っても何もすることが、本当にないんです。
やるのは、ただ、小説をかくだけ。
もしかしたら、私にはこういう生き方しか、できないのかな、なんて思う時もあるんです。
だんだん、気力がなくなって、もう人生終わりかな、なんて思うんです。
何もない。ただいるだけ。どこにも行くところがない。それが私です。