私は幼い頃から年子の実姉の後をつきまとい、独占したがるお姉ちゃん子でした。
近所のみんなで遊ぶ内容には「ごっこ」もあり、二人で就寝前「ぬいぐるみ遊び」を何年も楽しませてもらいました。

なのにお父さんが男の子を父と亡きお爺ちゃんのあと取りに求めていたので、四歳の時、長男になる誓いをしました。

ですから同じ四歳の時に、アニメの影響で二次の素晴しさに魅せられ、全てを監督でき自分の速度で読める漫画を一生描くコルダを選択しました。警官だったお父さんに漫画は(犯罪に発展する様な変り者が描いてるから)見るのも駄目と言われ続けるとも知らずに…

ロマンスには興味の無いロマンを追っかける私に配偶者は不用と思ったので、大好きだった実姉が結婚すれば、二人にインタビューして、リアルな心情描写の作品を書こうと、知らず知らずのうちに実姉を刷り込みで思い通りになるバードでないと満足出来ないアダルトチルドレンにしてしまっていました。

そして、清貧な尼僧みたいに清いおかあさんの自慢の子であった為、青春はおかあさんとの家族関係に重点がおかれ、漫画は禁欲されていました。