この【昔】とは、まだ蒼生と日万凛が中学になって間もない頃の話。
今となってはどう言う理由でだったか覚えていないが、日万凛の家に用があり行った際、日万凛が自室で眠っていた所の出来事。
ベッドで寝ていた日万凛を見た時、蒼生は日万凛の寝顔に見惚れてそしてキスをした。
このキスは二人のファーストキスでもある。
日万凛は寝ていたのでノーカンだが。
そしてキスをしたのはいいが、それを部屋の外からシスコン潤に見られていてその後殴り合いの大喧嘩をした。
それからと言うのも蒼生と潤は犬猿の仲になる。
状況を説明すると潤がスマホの向こうで『ダセぇ』と笑い出す。
『結局再会したのにお預け喰らってんだ!日万凛、ナイス判断!!ウケるっ!!』
ひとしきり笑って落ち着いた頃、再び潤が口を開けた。
『…て、冗談はさておき、悪いけど、そのまま朝まで家にいてあげてくんね?日万凛の家、一階だし無用心じゃん?過去に一度下着ドロにもあってるし。下手な男よりお前の方がいいだろう…お前、今晩はホームセキュリティーな。』
最初に日万凛の家に着いて不用心だな、と思ったがやはりなという確信に変わる。
そしてお前はホームセキュリティーだから日万凛にも手出しするんじゃねーよ!としっかり釘も刺される。
「……わかった。今晩はホームセキュリティーしてやるけど、手出し云々に関しては気が向いたら守ってやるよ。」
今となってはどう言う理由でだったか覚えていないが、日万凛の家に用があり行った際、日万凛が自室で眠っていた所の出来事。
ベッドで寝ていた日万凛を見た時、蒼生は日万凛の寝顔に見惚れてそしてキスをした。
このキスは二人のファーストキスでもある。
日万凛は寝ていたのでノーカンだが。
そしてキスをしたのはいいが、それを部屋の外からシスコン潤に見られていてその後殴り合いの大喧嘩をした。
それからと言うのも蒼生と潤は犬猿の仲になる。
状況を説明すると潤がスマホの向こうで『ダセぇ』と笑い出す。
『結局再会したのにお預け喰らってんだ!日万凛、ナイス判断!!ウケるっ!!』
ひとしきり笑って落ち着いた頃、再び潤が口を開けた。
『…て、冗談はさておき、悪いけど、そのまま朝まで家にいてあげてくんね?日万凛の家、一階だし無用心じゃん?過去に一度下着ドロにもあってるし。下手な男よりお前の方がいいだろう…お前、今晩はホームセキュリティーな。』
最初に日万凛の家に着いて不用心だな、と思ったがやはりなという確信に変わる。
そしてお前はホームセキュリティーだから日万凛にも手出しするんじゃねーよ!としっかり釘も刺される。
「……わかった。今晩はホームセキュリティーしてやるけど、手出し云々に関しては気が向いたら守ってやるよ。」