土砂降りの雨の中、列車駅に歩きたどり着いた二人… びしょびしょの少年は三国ヶ丘駅に、 ずぶ濡れの聖女は中百舌鳥駅に、 同じ日、同じ時刻に駅に それぞれの思考をとばす。 それは「魂が叫んでるが如く」 力強くなってゆく。