「そういうこった

悪いな、悠大。お前の奥さん、俺がかわいがってやるよ」

嫌味のようにニヒルな笑みを浮かべて、立ち上がった

「荷物まとめろよ

もう、この家に来ることはねぇからな」

煙草を咥えて、キッチンの換気扇の下で煙草に火をつけた

吐き出した紫煙は、すぐに換気扇に吸い込まれていく

一度も彼の方を見ることは無いまま、無言で寝室に向かった




これで、よかったんだ