「お前は、来月離婚するんだよ

契約、守れよ」

「まさか!婚姻届けと一緒に離婚届を書かせた理由は

結婚を継続させないようにするための、、、、」

「今更気づいたところで、だろ

なぁ、雅?」

「、、、うん」

洗いざらい、全部説明する気だ

何もかも、すべてを

この後、どうしようか

話が終われば私はもう、この家にはいれない

「もりちゃ、、、、雅

僕の所に、戻っておいで?」

差し伸べられた手を、私はつかまなかった

ただ、爽大さんの腕の中で彼に体重を預け、座っていた