悠大が帰って来たのは、私が帰って1時間後の事だった

怖くて、1人じゃおかしくなりそうで

悠大が帰って来るまで一緒にソファーで座っていた

静かにソファーに座って、お互い何もしゃべらない

呼吸をする音だけが、無駄に鮮明に聞こえる

「やっぱり、そういう関係?」

ため息と共に先に口を開いたのは悠大の方だった

「違う、、、くて

お兄さんは、、、、ただ、、、」

「ただ、なに?」

真顔を崩すことなく、言葉を投げかけてくる

落ち着きがないのは、私だけ、、、、