先に走っていく姿を見ながら、出迎えてくれた爽大さんの祖母に頭を下げた

「いらっしゃい。遠くからありがとうね

ゆっくり休んで行きな」

「ありがとうございます」

暖かい木の香りがする家

優しい香りの家

正面階段から2階に上がって、小さな部屋に入る

畳が敷いてある、こたつとテレビのある部屋

木のの匂いと、かすかに香る畳の匂い

既に電源の入っているこたつに足を入れて、寝転がった