「そ…それより‼なんで晃、休んだんだよ。」

ユキが何かを隠す様に言う。

「あ〜、オレ?風邪&熱〜。明日には学校行くぜ‼」
「なんだ…」

なんだ、って……
これは…良いように捉えていいのかダメなのか…
いやいやいや、今はそういう事、考えないでおこう!

結局、その後はイロイロ喋っていた。
告白とか、いつもしようかと迷うけど、今日は流石に思わなかった。
そしたらいつの間にか、時間が経っていて、急いでカフェを出る。

「じゃあな」
「うん」

そう言って、オレ達は別れた。
ユキが見えなくなるまでオレはそこに立っていた。

こんな時に限って、綺麗に雨は上がってしまうのだった…