次の日
「コーチ!」
私は、朝一番にコーチのところに駆けつけた。
「お、三藤、今日は朝早いな。…で、どうしたんだ。」

「コーチ。私、コーチにいっておかなくちゃいけないことがあるんですけど…私、…」

「これ以上、陸上部を続けられないってわかったんです。」


コーチが真剣な顔になった。
「どういうことだ。」


私はコーチにpkcのことを全て伝えた。お医者に言われたことも一緒に。そして、私はやめたくはないことも…