「僕は…先輩が泣いてるのを見てから、何か僕が三藤先輩を泣かせてしまったのかなってずっと思っていて…情緒不安定で、
だから、三年生から三藤先輩が言ったって聞いたときには、怒りがわいてきて…普段だったら絶対冷静に考えられたのに…三年生より、三藤先輩を信じてたのに…」
「そっか…でも、私もずるかったのかもしれない。田野君には否定してたみたいに、…選ばれないことは予想してたけど…やっぱり悲しいって思っていて…
だから、泣いちゃった…」
僕たちはグラウンドに二人、寝転んで反省会をしていた。
仲直りの印だ。
「でもね、私、1人で帰った帰り道がすごく暗く感じたの。」
「あっ、それは僕も感じましたよ。」
「だよねー。何か二人で帰るのが習慣になってたから。」
だから、三年生から三藤先輩が言ったって聞いたときには、怒りがわいてきて…普段だったら絶対冷静に考えられたのに…三年生より、三藤先輩を信じてたのに…」
「そっか…でも、私もずるかったのかもしれない。田野君には否定してたみたいに、…選ばれないことは予想してたけど…やっぱり悲しいって思っていて…
だから、泣いちゃった…」
僕たちはグラウンドに二人、寝転んで反省会をしていた。
仲直りの印だ。
「でもね、私、1人で帰った帰り道がすごく暗く感じたの。」
「あっ、それは僕も感じましたよ。」
「だよねー。何か二人で帰るのが習慣になってたから。」