優一side


まさか、先輩があんなこと言ったなんて……信じられない。
何で…僕は選ばれたんだろう?

先輩のことが好きだったのにな―。信じてたのに。

先輩と僕が一緒に帰ることもなくなり、先輩は僕と話さなくなった。


1人で帰る帰り道は、とても暗かった。そして、見上げても星は見えなかった。