「だからね、もしお母さんが天国に行くことがあったら、星空の上にいるってこと忘れないでね。」

「出来たら、お星さまを見上げながらお母さんにお手紙書いてほしいなー。」


お母さんは、知っていたの?


星空を見上げて僕は問いかける。

お母さんは、何も言わずに星空の上に行ってしまった。
僕に何か行ってくれてもよかったのに…


僕は決めた。
だから、手紙を書こうと思う。
お母さんに伝えなきゃいけない。

たとえそれが、もう伝わらないと知っていても…