「おい、綾。大丈夫か?」

「もう私に近づかないで...」

「悪りぃけどそれはできねぇ。俺はお前を守りたいんだよ。だから抱えてるもん全部話せ」

「ねぇ綾ちゃん。それ暑くない?いま夏だよ?
なんで長袖なの??」

こんな風に少しだけ優しく話しかけてくるのが副総長の知輝。