真っ赤な顔をして、うう〜…っと羞恥に煩悶(はんもん)する姿は何度見たって見飽きない。可愛すぎて可愛すぎて可愛すぎるぐらい可愛い。俺の大好きな蜜の姿の一つ。ますます性格が悪い。
本音を言えば大好きでも十分だけど、俺、超欲張りだし、蜜の心の準備が整うまで待ってるんだから(さっきはクソな思考をしてしまったが)、これぐらいのわがまま許されるでしょ?
早く、俺を喜ばせて。
蜜ちゃん最高超絶可愛い愛してる〜〜〜!!!っていう幸せちょうだい。
「………みっ、蜜、も、」
俺の性格悪い煽りから暫くして、煩悶していた蜜がごにょごにょと聞こえるか聞こえないかの小さな声で言葉を紡ぐ。
どんなに小さくても蜜の言葉は一言一句聞き逃すことのない俺は「蜜も?」にやにやと相変わらずだらしのない顔でその続きを促すように同じセリフを口にする。
ちらり、うるうると潤んだ瞳で俺の様子を伺った蜜は、締まりのない俺の顔を見て熱があるみたいに真っ赤っかな顔をムッ、と可愛く顰めた。
だけどすぐに俯き、それからもじもじと、もじもじもじもじと、散々俺を焦らし続けてやっと、念願の、
「……あ、あああ愛、して、ます…」
く…っ、うううう〜!!
蜜ちゃん最高超絶可愛い宇宙一愛してる〜〜〜!!!
いただきました!!
俺の願いを叶えてくれた蜜の向けられる頭からふしゅううう〜っと、湯気が見える。隠れている顔はきっと最上級に恥ずかしいときに見せる熟したトマトにも負けない朱なんだろう。
ああ〜、やばい。にやけが止まらない。可愛い可愛い可愛いマジで死ぬほど愛してる。無理、幸せ。最&高。ちょっと天に昇ってくるわ。