プロフィール

稲村カカシ
【会員番号】4796
読者、いるの?
このサイトで書くと、心が折れる(笑

作品一覧

始まりの僕と、終わりの君。

総文字数/101,139

青春・恋愛47ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
基本は青春・現代ファンタジー。 そこに、ちょっと恋愛を含ませて、現代社会に未来を問い掛けるオハナシ。 イメージ的には、「君の名は」「天気の子」を目指しています。 先が知りたいけど、終わって欲しくない世界――― そんな感じで、最後は大団円!!にはならなかった。
「えびすや」のロックスミス

総文字数/119,159

青春・恋愛77ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
 お好み焼き屋「えびすや」  インターネットで検索すれば、必ず1ページ目に表示される有名店だ。  たたみ一畳分以上の巨大な鉄板で焼かれるお好み焼きは絶品で、市内はもとより近隣の市町村、ときには県外から訪れる者もいる。  まるでクレープのように、そばやキャベツ、生地等が層を作り、その上にたっぷりとかけられた甘辛いソースの香りが、鼻こうをくすぐる。  常連客は箸では食べない。手の平に納まるサイズのヘラで切り分け、ハフハフと湯気を立てながら口に運ぶ。至福の瞬間だ。  「えびすや」には魔女がいる―――一部では、特に女性の間では有名な都市伝説。  手にしていた金属製の大きなヘラを置き、曲った腰を自ら叩きながら顔を上げる。そして、弓なりの優しげな目を客に向け、店主は穏やかな口調で話し掛けた。 「じゃあ、ちょっとだけ見てみようかね」  お好み焼きを食べ終えた客が、ヘラを置いた手を差し出す。その表情は期待に満ちている。  来店客に対してのみ、サービスとして行われる手相占い。  的中率はほぼ100パーセント。  何も話さなくても、ビシバシと悩み事を言い当てる。  そして、年輪を刻んだ笑顔で的確なアドバイスをする。  このサービスが口コミで広がり、さらに「えびすや」の名を有名にした。
雪原で咲く椿のように

総文字数/4,082

後宮ファンタジー2ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
 時代の流れに翻弄された二人  後世の支配者によって塗り替えられた真実  「ただ、一緒にいたかった」  少女はその想いを胸に抱き  二人の未来のためだけに顔を上げた  「ただ、幸せにしたかった」  少年はその誓いを胸に刻み  彼女の笑顔を守るためだけに剣を握った  これは、二人が二人でいるために懸命に生きた物語               ( 2022/7/13 開始 )

公開リスト一覧

公開されているリストはありません。

レビュー一覧

レビューした作品はありません。

フォロー中のユーザー

    まだフォロー中のユーザーはいません。
pagetop