土曜日の昼過ぎに、約束通り、先輩の行きつけのサウナに連れて行ってもらった。
都内にある、落ち着いた雰囲気の個室サウナで、芸能人もよく利用しているらしい。
実際、ビルのエレベーターで、芸能人らしき雰囲気の人を見かけた。
受付を済ませ、まずシャワーを浴びた。
サウナ室は二人で入れる広さで、間接照明が、木目調の壁を柔らかく照らしていた。
二人で腰掛けられるベンチがあり、必要なものだけがすっきりと配置されている。
先輩と並んで座り、ジッと目を閉じて瞑想…
なんて、できるわけない!
ムリムリ!!
半裸の先輩と、こんな密室でゼロ距離で腰掛けて、冷静でいられる人間いるわけない!
先輩は以前はバレー部にいたし、今はダンスで身体を動かしていることもあって、程よい筋肉がついている。
肌もツルツルだし、均整のとれたキレイな身体をしている。
芸術品を鑑賞するように、じっくり見ていいものなのか?!
てか、これってタダで見ちゃいけないものじゃないのか?!
ええぇ、二階堂ってバレー部の更衣室で、先輩が着替えてる姿とか見てたんかな?
うらやまし…じゃなくて、これって慣れるもんなのか?!
あとで聞いてみよう。
…ってそんなこと考えてる場合じゃない!
今、俺の心臓の音、先輩に聞こえてない?大丈夫?!
心の中で、一人パニックになっていたら、先輩が慣れた手付きでサウナストーンに水をかけた。
いわゆるロウリュってやつだ。
水蒸気からアロマのいい香りが漂い、一気に体感温度が上がった。
「あ、ごめん勝手に。八神、大丈夫?」
先輩が俺の顔を覗き込んだ。
熱気でほんのり上気した頬と、濡れ髪と、汗が…えげつないくらい色っぽい…!
いろいろヤバない?!
耐えきれず立ち上がり、外に出ようとしたら、先輩に腕を掴まれた。
「ちょ、まだ早いって。もうギブ?」
「いえ、あの…別の理由で…耐えられないっていうか…」
もはや、身体が火照っているのが、サウナのせいなのか他の理由なのかわからない。
顔や耳がカーッと熱くなって、首筋を汗が伝った。
「八神、顔赤くなってる。なんか、エロい。」
そう言って、先輩は掴んだ腕を引いて俺を座らせ、唇を重ねた。
俺が先輩に想いを伝えた日にしてくれた優しいキスと違って、本能の赴くままに交わす、濃厚なキスだった。
どうしよう、どうしたらいい?!
初めての感覚で、全身から力が抜けて、溶けてしまいそうだ。
先輩は、俺の額にコツンと自分の額を当て、
「こんな所で、これ以上はマナー違反だな。」
と言ってそっと体を離した。
俺は大きく息を吐き、
「先に…水風呂行っていいですか?」
と聞くのがやっとだった。
「うん、いいよ。オレはもうちょっと粘ってから行く。」
サウナ室から出た瞬間、熱さから解放されて心地よかったが、水風呂はやっぱり冷たくて、
ととのうって、どんな感じなのか、まだ俺には分かりそうになかった。
都内にある、落ち着いた雰囲気の個室サウナで、芸能人もよく利用しているらしい。
実際、ビルのエレベーターで、芸能人らしき雰囲気の人を見かけた。
受付を済ませ、まずシャワーを浴びた。
サウナ室は二人で入れる広さで、間接照明が、木目調の壁を柔らかく照らしていた。
二人で腰掛けられるベンチがあり、必要なものだけがすっきりと配置されている。
先輩と並んで座り、ジッと目を閉じて瞑想…
なんて、できるわけない!
ムリムリ!!
半裸の先輩と、こんな密室でゼロ距離で腰掛けて、冷静でいられる人間いるわけない!
先輩は以前はバレー部にいたし、今はダンスで身体を動かしていることもあって、程よい筋肉がついている。
肌もツルツルだし、均整のとれたキレイな身体をしている。
芸術品を鑑賞するように、じっくり見ていいものなのか?!
てか、これってタダで見ちゃいけないものじゃないのか?!
ええぇ、二階堂ってバレー部の更衣室で、先輩が着替えてる姿とか見てたんかな?
うらやまし…じゃなくて、これって慣れるもんなのか?!
あとで聞いてみよう。
…ってそんなこと考えてる場合じゃない!
今、俺の心臓の音、先輩に聞こえてない?大丈夫?!
心の中で、一人パニックになっていたら、先輩が慣れた手付きでサウナストーンに水をかけた。
いわゆるロウリュってやつだ。
水蒸気からアロマのいい香りが漂い、一気に体感温度が上がった。
「あ、ごめん勝手に。八神、大丈夫?」
先輩が俺の顔を覗き込んだ。
熱気でほんのり上気した頬と、濡れ髪と、汗が…えげつないくらい色っぽい…!
いろいろヤバない?!
耐えきれず立ち上がり、外に出ようとしたら、先輩に腕を掴まれた。
「ちょ、まだ早いって。もうギブ?」
「いえ、あの…別の理由で…耐えられないっていうか…」
もはや、身体が火照っているのが、サウナのせいなのか他の理由なのかわからない。
顔や耳がカーッと熱くなって、首筋を汗が伝った。
「八神、顔赤くなってる。なんか、エロい。」
そう言って、先輩は掴んだ腕を引いて俺を座らせ、唇を重ねた。
俺が先輩に想いを伝えた日にしてくれた優しいキスと違って、本能の赴くままに交わす、濃厚なキスだった。
どうしよう、どうしたらいい?!
初めての感覚で、全身から力が抜けて、溶けてしまいそうだ。
先輩は、俺の額にコツンと自分の額を当て、
「こんな所で、これ以上はマナー違反だな。」
と言ってそっと体を離した。
俺は大きく息を吐き、
「先に…水風呂行っていいですか?」
と聞くのがやっとだった。
「うん、いいよ。オレはもうちょっと粘ってから行く。」
サウナ室から出た瞬間、熱さから解放されて心地よかったが、水風呂はやっぱり冷たくて、
ととのうって、どんな感じなのか、まだ俺には分かりそうになかった。

