BL
完

- 作品番号
- 1785442
- 最終更新
- 2026/06/28
- 総文字数
- 11,907
- ページ数
- 9ページ
- ステータス
- 完結
- いいね数
- 3
瑞稀と一緒にいるために泳ぎ続ける澄水と、
澄水に勝つために泳ぎ続ける瑞稀
*
・
*
追いついて、隣で。
*
執筆▷2026/6/5 〜 2026/06/27
投稿▶2026/06/28
*
伊吹 ハナ 様
素敵なレビューをありがとうございます!
- あらすじ
- 勝っても負けても、いつだって追いついて、隣で。
この作品のレビュー
目標達成したら自分に興味がなくなってしまうのではないか、と考えてしまうのは杞憂だ……なんて読者は思ってしまいますが、等身大の彼らにはきっと大きな悩みですよね。いつか追い抜く日が来ても関係が崩れない、寧ろ2人の仲は強まっていくのだろうと思わせる、ハートフルなお話でした。今後の2人がついつい読みたくなってしまいました。
目標達成したら自分に興味がなくなってしまうのではないか、と考えてしまうのは杞憂だ……なんて読者は思ってしまいますが、等身大の彼らにはきっと大きな悩みですよね。いつか追い抜く日が来ても関係が崩れない、寧ろ2人の仲は強まっていくのだろうと思わせる、ハートフルなお話でした。今後の2人がついつい読みたくなってしまいました。
この作品の感想ノート
読ませていただきました。
人生初のBLとのことでしたが、澄水と瑞稀の関係性がとてもきれいに立っていて、青春BLとしてすごく読みやすかったです。水泳の「追いつく」「追い越す」という要素が、そのまま二人の距離感や感情に重なっていて、タイトルの『追いついて、隣で。』にもきちんと意味が返ってくるところが素敵だと思いました。
特に冒頭の、小学生時代の大会帰りの場面が印象に残りました。瑞稀の「勝ちたい」という悔しさと、澄水の「追ってくれるのかもしれない」という期待が同時に描かれていて、二人の関係の始まりとしてとても良かったです。
改善点を挙げるなら、作者さんご自身もあとがきで書かれていたように、澄水側の気持ちがもう少し見えると、さらにBLとしての切なさや執着が強くなると思いました。瑞稀が澄水に勝ちたい気持ちは伝わるのですが、澄水がなぜ瑞稀に隣にいてほしいのか、なぜ追い越されることや離れていくことを怖がるのかが、もう一段深く描かれると、二人の恋愛感情がよりはっきり読者に届く気がします。
たとえば、澄水が瑞稀の視線や言葉に救われていた瞬間、瑞稀が他の誰かを見たときに少し不安になる場面、勝負とは別に「瑞稀だけは特別だ」と感じる描写が少し入ると、ライバル関係から恋に変わっていく流れがもっと自然に強くなると思いました。
ただ、全体としては「勝つこと」と「隣にいること」が最後までぶれずに描かれていて、短編としてまとまりのある作品だと思います。初BLでここまで二人の関係性を一本のテーマで書けているのはすごいですし、今後またこの二人の続きや、別のBL作品も読んでみたいと思いました。
素敵な作品を読ませていただき、ありがとうございました。
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