既に大教会前には多くの町の人が集まっており、最初に治療から始める事にした。
学園生の最初の仕事は、集まった町の人の整理をする事だ。
「俺が先に並んだんだよ!」
「あたしが先よ!」
「お、落ち着いて下さい!」
順番の取り合いなんかは、どこにでもあるトラブルだ。
学園生も対応に四苦八苦しているが、聖騎士も控えているし慌てずらずやろう。
因みに、こういうのが意外と役に立ちます。
「「「ガルル!」」」
「「ご、ごめんなさい……」」
トラちゃん、ユキちゃん、シルバちゃんが、言い争いしている二人に一喝した。
言い争いしていた二人は、周囲の視線を集めているのにも気がついたようだ。
素直に列に並んだので、これで一安心だ。
シュイン、ぴかー!
「これで、元気になったよ!」
「ありがとうございます。小さな治癒師様」
アリアちゃん達は、早速治療を始めていた。
町の人達の評判も上々で、小さい子が頑張る姿に思わずニンマリしていた。
学園生も、たまにシロちゃんやレモンちゃんを抱きながら治療体験をしていた。
併せて町の人から意見も聞いているが、今のところ大きな問題になりそうな情報はない。
「熱いので、気をつけて下さい」
「どーぞー」
炊き出しのスープの配布も始まり、学園生やシスターさんに加えてルートちゃんもニコニコしながら配布をしていた。
味の方も好評だが、そこは料理長のアクアちゃんが抜かりなくやっていた。
「こ、こんな感じでいいですか?」
「む、難しい……」
「焦らずに、ゆっくりでもいいのよ。最初よりも上手になっているわ」
ノヴァ君とララちゃんも、クリスの指導を受けながら徐々に上達していた。
何事も、チャレンジしていかないと。
それに、実践するとまた訓練のイメージも変わるはずだ。
そして、こちらは少し忙しそうだった。
「ピィ!」
シュイン、バリバリバリ!
「ウギャー!」
「か、確保!」
ピィーちゃん達が鑑定魔法を覚えたのもあり、四羽で列にいる犯罪者を捕まえていた。
サンダーホークの放つ電撃は強力だが、そこは適度に威力を抑えていた。
学園生と聖騎士は忙しく動いていたが、どうも学園生主体の奉仕活動だからいつもよりも犯罪者の警戒が緩いみたいだ。
そこは、バッチリと警備もしているよ。
「【蒼の治癒師】様は、今日は治療しないんですか?」
「今日は、みんなの引率者です。学園の教え子です」
「あら、そうなんですね。【蒼の治癒師】様の教え子って事なんですね」
僕に話しかける町の人も多いが、学園生にもかなり注目していた。
まさか、僕の二つ名がここまで威力あるとは……
「それだけ、ケン君が真面目に指導しているということね」
「うむ。町の人も、学園生にも注目しておるぞ」
王太后様とサイオン枢機卿様は、学園生の様子にも満足そうにしていた。
僕から見ても、学園生はよくやっていると思うよ。
こうして、奉仕活動は無事に終わる事ができたのだった。
勿論、後片付けも込みだ。
「皆さん、お疲れ様です。一つイベントをやる大変さを実感したと思いますが、どの仕事でも準備があってこそ本番ができます。これからも様々なイベントを行う予定ですが、やはり準備が大切ですよ」
「「「「「はい!」」」」」
最後にみんなに話をして、これで解散だ。
ミッシェル先生も学園生の話をして、学園経由で解散となった。
「みんなも、今日は頑張ったかな?」
「「「「「はーい!」」」」」
ちびっ子達も、満足そうに手を上げた。
町の人とも話ができたし、とても楽しそうにしていた。
アリアちゃん達は、王太后様とメアリー様と共に帰った。
ルートちゃんは、僕の馬車に乗って送っていく。
ふう、だいぶ疲れたね。
「クリス、体調は大丈夫か?」
「このくらいは全然大丈夫よ。全く、うちの旦那様は心配性ですね」
クリスは、クスリとしながら僕に返事をした。
いやいや、流石に無理をしないか気になるよ。
ノヴァ君とララちゃんの指導をずっとしていたし、アイちゃん達の面倒も見ていた。
アイちゃん達は、僕とクスリを交互に見ていた。
「じゃあ、今日はみんなでお風呂に入りましょうね」
「「「わーい」」」
クリスの提案に、アイちゃん達は両手をあげて喜んだ。
みんなでお風呂に入ることを、アイちゃん達はとても楽しみにしていた。
クリスは僕にも顔を向け、一緒に入ってくれとニコリとした。
僕も、仕方ないなと苦笑いしながらコクリと頷いたのだった。
学園生の最初の仕事は、集まった町の人の整理をする事だ。
「俺が先に並んだんだよ!」
「あたしが先よ!」
「お、落ち着いて下さい!」
順番の取り合いなんかは、どこにでもあるトラブルだ。
学園生も対応に四苦八苦しているが、聖騎士も控えているし慌てずらずやろう。
因みに、こういうのが意外と役に立ちます。
「「「ガルル!」」」
「「ご、ごめんなさい……」」
トラちゃん、ユキちゃん、シルバちゃんが、言い争いしている二人に一喝した。
言い争いしていた二人は、周囲の視線を集めているのにも気がついたようだ。
素直に列に並んだので、これで一安心だ。
シュイン、ぴかー!
「これで、元気になったよ!」
「ありがとうございます。小さな治癒師様」
アリアちゃん達は、早速治療を始めていた。
町の人達の評判も上々で、小さい子が頑張る姿に思わずニンマリしていた。
学園生も、たまにシロちゃんやレモンちゃんを抱きながら治療体験をしていた。
併せて町の人から意見も聞いているが、今のところ大きな問題になりそうな情報はない。
「熱いので、気をつけて下さい」
「どーぞー」
炊き出しのスープの配布も始まり、学園生やシスターさんに加えてルートちゃんもニコニコしながら配布をしていた。
味の方も好評だが、そこは料理長のアクアちゃんが抜かりなくやっていた。
「こ、こんな感じでいいですか?」
「む、難しい……」
「焦らずに、ゆっくりでもいいのよ。最初よりも上手になっているわ」
ノヴァ君とララちゃんも、クリスの指導を受けながら徐々に上達していた。
何事も、チャレンジしていかないと。
それに、実践するとまた訓練のイメージも変わるはずだ。
そして、こちらは少し忙しそうだった。
「ピィ!」
シュイン、バリバリバリ!
「ウギャー!」
「か、確保!」
ピィーちゃん達が鑑定魔法を覚えたのもあり、四羽で列にいる犯罪者を捕まえていた。
サンダーホークの放つ電撃は強力だが、そこは適度に威力を抑えていた。
学園生と聖騎士は忙しく動いていたが、どうも学園生主体の奉仕活動だからいつもよりも犯罪者の警戒が緩いみたいだ。
そこは、バッチリと警備もしているよ。
「【蒼の治癒師】様は、今日は治療しないんですか?」
「今日は、みんなの引率者です。学園の教え子です」
「あら、そうなんですね。【蒼の治癒師】様の教え子って事なんですね」
僕に話しかける町の人も多いが、学園生にもかなり注目していた。
まさか、僕の二つ名がここまで威力あるとは……
「それだけ、ケン君が真面目に指導しているということね」
「うむ。町の人も、学園生にも注目しておるぞ」
王太后様とサイオン枢機卿様は、学園生の様子にも満足そうにしていた。
僕から見ても、学園生はよくやっていると思うよ。
こうして、奉仕活動は無事に終わる事ができたのだった。
勿論、後片付けも込みだ。
「皆さん、お疲れ様です。一つイベントをやる大変さを実感したと思いますが、どの仕事でも準備があってこそ本番ができます。これからも様々なイベントを行う予定ですが、やはり準備が大切ですよ」
「「「「「はい!」」」」」
最後にみんなに話をして、これで解散だ。
ミッシェル先生も学園生の話をして、学園経由で解散となった。
「みんなも、今日は頑張ったかな?」
「「「「「はーい!」」」」」
ちびっ子達も、満足そうに手を上げた。
町の人とも話ができたし、とても楽しそうにしていた。
アリアちゃん達は、王太后様とメアリー様と共に帰った。
ルートちゃんは、僕の馬車に乗って送っていく。
ふう、だいぶ疲れたね。
「クリス、体調は大丈夫か?」
「このくらいは全然大丈夫よ。全く、うちの旦那様は心配性ですね」
クリスは、クスリとしながら僕に返事をした。
いやいや、流石に無理をしないか気になるよ。
ノヴァ君とララちゃんの指導をずっとしていたし、アイちゃん達の面倒も見ていた。
アイちゃん達は、僕とクスリを交互に見ていた。
「じゃあ、今日はみんなでお風呂に入りましょうね」
「「「わーい」」」
クリスの提案に、アイちゃん達は両手をあげて喜んだ。
みんなでお風呂に入ることを、アイちゃん達はとても楽しみにしていた。
クリスは僕にも顔を向け、一緒に入ってくれとニコリとした。
僕も、仕方ないなと苦笑いしながらコクリと頷いたのだった。


