では、改めて訓練を行うのだが、アリアちゃん達が何が何だか分からずにぽかーんとしている。
簡単に説明をしないと。
「このお兄ちゃんとお姉ちゃんは、今日から僕達と一緒に魔法の訓練をするんだよ」
「「「「おー!」」」」
アリアちゃん達は、直ぐに状況を理解してくれた。
そして、王太后様が周囲の人に声をかけてくれた。
「では、クリスちゃんのところに行きましょう。お二人も、一緒にどうぞ」
「「「「はーい」」」」
賑やかな人々がいなくなったので、一気に静かになった。
では、改めて自己紹介から始めよう。
アイちゃん達も、こちらに呼び寄せた。
「僕はケンです。ノヴァ君は名前を聞いたけど、名前を教えてくれるかな?」
「は、はじめまして。ララと言います」
「「「ララお姉ちゃん!」」」
ララちゃんは、ちょっともじもじしながらもハッキリと名前を言った。
アイちゃん達も、次々に自己紹介をしていた。
スラちゃんチェックでも問題ないし、全然大丈夫だ。
「ガウッ」
「わあ、大きな猫ちゃんです」
「トラちゃんって言うんだよ!」
ララちゃんにとって、フォレストタイガーのトラちゃんは猫扱いなのか。
リュウちゃんが張り切って説明したが、トラちゃんも気にしていないみたいだ。
ぴょーん。
「わあっ!?」
ここで、スラちゃんがララちゃんの腕の中に飛び込んだ。
すると、緑色の光が放たれた。
ぴょーん、フリフリ。
「ララちゃんは、風魔法の属性があるみたいだね。頑張って魔法が使えるようになりましょう」
「は、はい!」
ララちゃんも、自分がどんな魔法が使えるのかが判明してとても嬉しそうだ。
では、さっそく訓練を始めよう。
「魔法を使うためには、自分の魔力を正しく扱える必要があります。以前、正しく魔力を扱えずに爆発を起こした人がいました。最初は、魔力循環から始めましょう」
「「はい!」」
僕は、未だに七歳の時の軍の訓練で見た魔力暴走からの爆発が忘れられなかった。
スラちゃんも、チビスライム達に魔力制御の大切さを説いていた。
最初に、僕はノヴァ君と手を繋いで魔力循環をする事にした。
「わあ、体の中に温かいものが流れてきます!」
「これが魔力だよ。暫く魔力循環をするから、できれば目を閉じで魔力の流れを感じ取ってね」
「はい!」
ノヴァ君は、初めて体の中を流れる魔力に感激していた。
ララちゃんにはスラちゃんがついていて、一緒に魔力循環を行っていた。
その間、アイちゃん達にはいつもの訓練をしてもらっていた。
「これが魔力循環です。体中に魔力を流して、正しく魔力制御ができるようにする訓練です。二日間はこうして手を繋いで魔力循環をして、三日目に一人で魔力循環ができるかチャレンジしてみましょう」
「「はい!」」
最初の目標ができ、二人は俄然とやる気になった。
折角なので、アイちゃん達にも二人と手を繋いで魔力循環をしてもらうことに。
「こうやって、体の中にある温かいものを流すんだよ」
「アイちゃんは凄いね。小さいのに、こんなにもできるんだ」
ノヴァ君は、アイちゃんの魔力循環に驚いていた。
アイちゃんも、我が家に来てから毎日訓練をしている。
着実に、魔力を上手に扱えるようになってきた。
「毎日、こうして訓練しています」
「私も、早く魔力制御ができるように頑張りますね」
ララちゃんは、ケイトちゃんと手を繋いで魔力循環をしていた。
何事も、焦らずにやりましょうね。
「うー、お姉ちゃんずるーい! 僕もやりたいよー!」
リュウちゃんは次の順番なので、ちょっと不満そうだ。
焦らなくても、直ぐに順番がやってきますよ。
みんなで、魔力を感じるところから訓練を行ったのだった。
「これで、今日の訓練を終わりにします。僕も魔力循環は毎日していて、とても大切な訓練です。ノヴァ君もララちゃんも、頑張って覚えましょうね」
「「はい!」」
こうして、ノヴァ君とララちゃんの初めての訓練を終えた。
では、みんなを連れて屋敷に戻りましょう。
ガチャ。
「「「終わったよー!」」」
「あら、ご苦労様ね」
応接室にみんな移動しており、フリージアお祖母様がアイちゃん達を出迎えてくれた。
二人のご夫人はちょっと不安そうだから、キチンと何を訓練したのか教えないと。
「今日は、二人に魔力に慣れてもらう事から始めました。魔力循環と魔力制御がキチンとできたら、次の段階に移ります」
「色々対応頂き、本当にありがとうございます」
「娘も、少し自信がついたような表情をしています」
二人のご夫人は、僕に深々と頭を下げた。
まだ基礎の基礎だし、本当にこれからが大切だ。
それでも、自信がつくのは良いことだと感じた。
「ケン君なら、立派な魔法使いに育ててくれるはずよ。どんな魔法使いになるのか、私も楽しみだわ」
王太后様も、ニコリとしながら話してくれた。
二人とも真面目だし、きっと良い訓練の成果が出ると思った。
そして、話はクリスの件となった。
「今の状態なら、謁見は無理して参加しない方がよさそうだわ。体を休めるのも、大切な仕事よ」
「王太后様、ありがとうございます」
「いいのよ。これでも、アレク君の保護者の一人なのだからね。後で、教会のシスターにもう一度みてもらいましょう」
クリスの悪阻が重い件は、王太后様が各所に連絡してくれた。
陛下も無理をしないようにと言ってくれたので、本当にありがたい。
こうして、朝から色々な事があった一日になった。
そして、案の定クリスの話を聞いた知り合いからお祝いをたくさん言ってくれたのだった。
簡単に説明をしないと。
「このお兄ちゃんとお姉ちゃんは、今日から僕達と一緒に魔法の訓練をするんだよ」
「「「「おー!」」」」
アリアちゃん達は、直ぐに状況を理解してくれた。
そして、王太后様が周囲の人に声をかけてくれた。
「では、クリスちゃんのところに行きましょう。お二人も、一緒にどうぞ」
「「「「はーい」」」」
賑やかな人々がいなくなったので、一気に静かになった。
では、改めて自己紹介から始めよう。
アイちゃん達も、こちらに呼び寄せた。
「僕はケンです。ノヴァ君は名前を聞いたけど、名前を教えてくれるかな?」
「は、はじめまして。ララと言います」
「「「ララお姉ちゃん!」」」
ララちゃんは、ちょっともじもじしながらもハッキリと名前を言った。
アイちゃん達も、次々に自己紹介をしていた。
スラちゃんチェックでも問題ないし、全然大丈夫だ。
「ガウッ」
「わあ、大きな猫ちゃんです」
「トラちゃんって言うんだよ!」
ララちゃんにとって、フォレストタイガーのトラちゃんは猫扱いなのか。
リュウちゃんが張り切って説明したが、トラちゃんも気にしていないみたいだ。
ぴょーん。
「わあっ!?」
ここで、スラちゃんがララちゃんの腕の中に飛び込んだ。
すると、緑色の光が放たれた。
ぴょーん、フリフリ。
「ララちゃんは、風魔法の属性があるみたいだね。頑張って魔法が使えるようになりましょう」
「は、はい!」
ララちゃんも、自分がどんな魔法が使えるのかが判明してとても嬉しそうだ。
では、さっそく訓練を始めよう。
「魔法を使うためには、自分の魔力を正しく扱える必要があります。以前、正しく魔力を扱えずに爆発を起こした人がいました。最初は、魔力循環から始めましょう」
「「はい!」」
僕は、未だに七歳の時の軍の訓練で見た魔力暴走からの爆発が忘れられなかった。
スラちゃんも、チビスライム達に魔力制御の大切さを説いていた。
最初に、僕はノヴァ君と手を繋いで魔力循環をする事にした。
「わあ、体の中に温かいものが流れてきます!」
「これが魔力だよ。暫く魔力循環をするから、できれば目を閉じで魔力の流れを感じ取ってね」
「はい!」
ノヴァ君は、初めて体の中を流れる魔力に感激していた。
ララちゃんにはスラちゃんがついていて、一緒に魔力循環を行っていた。
その間、アイちゃん達にはいつもの訓練をしてもらっていた。
「これが魔力循環です。体中に魔力を流して、正しく魔力制御ができるようにする訓練です。二日間はこうして手を繋いで魔力循環をして、三日目に一人で魔力循環ができるかチャレンジしてみましょう」
「「はい!」」
最初の目標ができ、二人は俄然とやる気になった。
折角なので、アイちゃん達にも二人と手を繋いで魔力循環をしてもらうことに。
「こうやって、体の中にある温かいものを流すんだよ」
「アイちゃんは凄いね。小さいのに、こんなにもできるんだ」
ノヴァ君は、アイちゃんの魔力循環に驚いていた。
アイちゃんも、我が家に来てから毎日訓練をしている。
着実に、魔力を上手に扱えるようになってきた。
「毎日、こうして訓練しています」
「私も、早く魔力制御ができるように頑張りますね」
ララちゃんは、ケイトちゃんと手を繋いで魔力循環をしていた。
何事も、焦らずにやりましょうね。
「うー、お姉ちゃんずるーい! 僕もやりたいよー!」
リュウちゃんは次の順番なので、ちょっと不満そうだ。
焦らなくても、直ぐに順番がやってきますよ。
みんなで、魔力を感じるところから訓練を行ったのだった。
「これで、今日の訓練を終わりにします。僕も魔力循環は毎日していて、とても大切な訓練です。ノヴァ君もララちゃんも、頑張って覚えましょうね」
「「はい!」」
こうして、ノヴァ君とララちゃんの初めての訓練を終えた。
では、みんなを連れて屋敷に戻りましょう。
ガチャ。
「「「終わったよー!」」」
「あら、ご苦労様ね」
応接室にみんな移動しており、フリージアお祖母様がアイちゃん達を出迎えてくれた。
二人のご夫人はちょっと不安そうだから、キチンと何を訓練したのか教えないと。
「今日は、二人に魔力に慣れてもらう事から始めました。魔力循環と魔力制御がキチンとできたら、次の段階に移ります」
「色々対応頂き、本当にありがとうございます」
「娘も、少し自信がついたような表情をしています」
二人のご夫人は、僕に深々と頭を下げた。
まだ基礎の基礎だし、本当にこれからが大切だ。
それでも、自信がつくのは良いことだと感じた。
「ケン君なら、立派な魔法使いに育ててくれるはずよ。どんな魔法使いになるのか、私も楽しみだわ」
王太后様も、ニコリとしながら話してくれた。
二人とも真面目だし、きっと良い訓練の成果が出ると思った。
そして、話はクリスの件となった。
「今の状態なら、謁見は無理して参加しない方がよさそうだわ。体を休めるのも、大切な仕事よ」
「王太后様、ありがとうございます」
「いいのよ。これでも、アレク君の保護者の一人なのだからね。後で、教会のシスターにもう一度みてもらいましょう」
クリスの悪阻が重い件は、王太后様が各所に連絡してくれた。
陛下も無理をしないようにと言ってくれたので、本当にありがたい。
こうして、朝から色々な事があった一日になった。
そして、案の定クリスの話を聞いた知り合いからお祝いをたくさん言ってくれたのだった。


