色々な警戒対策を取る中、いよいよ学園の入園式の日となった。
僕とクリスは、早朝に起きて式典用の服に着替えるなどの準備を整えた。
「トラちゃん、頑張ってアリアちゃん達を守ってあげるんだよ」
「ガウッ!」
今回僕達と一緒に入園式に参加するトラちゃんは、お友達を守ろうととても張り切っていた。
トラちゃんは、初めて会った時よりも体も大きくなりかなり迫力満点だ。
とはいえ、優しい性格はそのままだ。
「アイちゃん達は、王城に行って勉強だって。アリアちゃん達も、入園式から戻ってきたら勉強に加わるってよ」
「「「はーい……」」」
アイちゃん達は、僕の話を聞くなり思わずガクリとしていた。
やる気も、みるみるうちに急降下だ。
まあ、気持ちは分からなくもないけどね。
自分達だけ勉強するわけではないというのは、せめてもの救いだろう。
アイちゃん達は、僕達とは別の馬車に乗って王城へと向かった。
僕達も、準備を整えて学園へと向かった。
パカパカ。
「確かに、学園の周りはいつも以上に警備が厳しくなっていますね。周囲に不審な反応はないけど、とにかく気をつけないと」
「貴族主義勢力が、大人しくしてくれればいいけどなあ」
僕とクリスは、馬車の窓から学園周辺の警備をしている兵をじっと見ていた。
追加調整時よりも警備が厳しくなっているが、それだけ貴族主義勢力が何かをするのではという警戒心のあらわれだった。
そんな中、僕とクリス達を乗せた馬車は学園へと無事に到着した。
「「おはようございます」」
「ガウッ」
「「「「ピィ」」」」
職員室に着くと、僕とクリスだけでなくトラちゃんとピーちゃん達も元気よく挨拶をした。
ピーちゃんは入園式の警備対応だけど、よく学園にも来るから新入生に顔見せした方がいいという事になった。
なお、入園試験試験時にトラちゃんがいたから、新入生はトラちゃんの存在は把握していた。
僕、クリス、スラちゃんは自席へと向かい、チビスライム達、トラちゃん、ピーちゃんは応接間へと行った。
「イアン様、おはようございます」
「おお、ケンか。今日は宜しく頼むぞ」
僕は、イアン様にも挨拶をした。
予定では、僕は昨年と同じく司会をする予定だ。
アーサー様やアリアちゃんだけでなく、ヘルナンデス様とルーカス様も来賓として来る。
それだけ、国としても学園を重要視している事になる。
「うーん、明日のオリエンテーションまでは手伝えるのですが、明後日から暫く帝国行きなんですよね……」
「その辺りはご心配なく。学園が始まって直ぐですので、手続きや説明関連が多いですから」
僕の呟きを聞き、ミッシェル先生やその他の先生も大丈夫だと言ってくれた。
仕事は通信用魔導具でもできるが、流石に学園の授業を遠隔でやるのは難しい。
リモート装置みたいなものができたら、どこにいても授業が可能だ。
そんな未来も、そう遠くないのかもしれない。
ガチャ。
「「「「「「おはよーございます!」」」」」
「「「「「おはようございます」」」」」
準備などを進めていると、アリアちゃん達が元気よく挨拶をしてきた。
そして、アリアちゃん達はそのまま応接間に向かった。
トラちゃん達も、アリアちゃん達を歓迎していた。
「アーサー様、おはようございます」
「ケン君、おはよう。どうやら、準備は進んでいるようだな」
アーサー様は、会場となるホールを覗いてきたみたいだ。
今年は二クラス分の人数なので、並べる椅子の数も増えている。
段々と、学園が形作られている証拠だ。
「どちらのクラスも、問題となる学生はおりません。学力の差はあれど、やる気は同じくらい高いです」
「学力の差といっても、テストをクリアしたのだから気にしなくてもいい。優秀な者を伸ばすのが、教師の役割だ」
学園は、補習などの制度も整えています。
なので、ギリギリ合格だった人も、やる気があれば学力を伸ばすことができます。
勉強のやり方は人それぞれだから強くは言えないが、学習の取り組み方については教える事は可能だ。
「真面目に勉強をするのなら、真面目に仕事をする事も考えられる。楽して功績を手にするのは大変だと、そういうことも教えないとならないな」
「「「「「「もぐもぐもぐ」」」」」
アーサー様は、紅茶を口にしながらそんな事を言っていた。
勉強も、コツコツとやらないと伸びないからなあ。
あと、アリアちゃん達は、お菓子を食べるのも程々にね。
「失礼します、新入生が集まりだしております」
ホールに待機していた職員が、僕達に教えてくれた。
いよいよ入園式が始まるのだと、僕も気持ちを引き締めた。
「アリアちゃん達も、元気よく挨拶をしてね」
「「「「「「がんばるー!」」」」」
王家のちびっ子達は、元気よく手を挙げた。
アリアちゃん達にとっても公務の練習の場だし、頑張ってもらわないとね。
僕とクリスは、早朝に起きて式典用の服に着替えるなどの準備を整えた。
「トラちゃん、頑張ってアリアちゃん達を守ってあげるんだよ」
「ガウッ!」
今回僕達と一緒に入園式に参加するトラちゃんは、お友達を守ろうととても張り切っていた。
トラちゃんは、初めて会った時よりも体も大きくなりかなり迫力満点だ。
とはいえ、優しい性格はそのままだ。
「アイちゃん達は、王城に行って勉強だって。アリアちゃん達も、入園式から戻ってきたら勉強に加わるってよ」
「「「はーい……」」」
アイちゃん達は、僕の話を聞くなり思わずガクリとしていた。
やる気も、みるみるうちに急降下だ。
まあ、気持ちは分からなくもないけどね。
自分達だけ勉強するわけではないというのは、せめてもの救いだろう。
アイちゃん達は、僕達とは別の馬車に乗って王城へと向かった。
僕達も、準備を整えて学園へと向かった。
パカパカ。
「確かに、学園の周りはいつも以上に警備が厳しくなっていますね。周囲に不審な反応はないけど、とにかく気をつけないと」
「貴族主義勢力が、大人しくしてくれればいいけどなあ」
僕とクリスは、馬車の窓から学園周辺の警備をしている兵をじっと見ていた。
追加調整時よりも警備が厳しくなっているが、それだけ貴族主義勢力が何かをするのではという警戒心のあらわれだった。
そんな中、僕とクリス達を乗せた馬車は学園へと無事に到着した。
「「おはようございます」」
「ガウッ」
「「「「ピィ」」」」
職員室に着くと、僕とクリスだけでなくトラちゃんとピーちゃん達も元気よく挨拶をした。
ピーちゃんは入園式の警備対応だけど、よく学園にも来るから新入生に顔見せした方がいいという事になった。
なお、入園試験試験時にトラちゃんがいたから、新入生はトラちゃんの存在は把握していた。
僕、クリス、スラちゃんは自席へと向かい、チビスライム達、トラちゃん、ピーちゃんは応接間へと行った。
「イアン様、おはようございます」
「おお、ケンか。今日は宜しく頼むぞ」
僕は、イアン様にも挨拶をした。
予定では、僕は昨年と同じく司会をする予定だ。
アーサー様やアリアちゃんだけでなく、ヘルナンデス様とルーカス様も来賓として来る。
それだけ、国としても学園を重要視している事になる。
「うーん、明日のオリエンテーションまでは手伝えるのですが、明後日から暫く帝国行きなんですよね……」
「その辺りはご心配なく。学園が始まって直ぐですので、手続きや説明関連が多いですから」
僕の呟きを聞き、ミッシェル先生やその他の先生も大丈夫だと言ってくれた。
仕事は通信用魔導具でもできるが、流石に学園の授業を遠隔でやるのは難しい。
リモート装置みたいなものができたら、どこにいても授業が可能だ。
そんな未来も、そう遠くないのかもしれない。
ガチャ。
「「「「「「おはよーございます!」」」」」
「「「「「おはようございます」」」」」
準備などを進めていると、アリアちゃん達が元気よく挨拶をしてきた。
そして、アリアちゃん達はそのまま応接間に向かった。
トラちゃん達も、アリアちゃん達を歓迎していた。
「アーサー様、おはようございます」
「ケン君、おはよう。どうやら、準備は進んでいるようだな」
アーサー様は、会場となるホールを覗いてきたみたいだ。
今年は二クラス分の人数なので、並べる椅子の数も増えている。
段々と、学園が形作られている証拠だ。
「どちらのクラスも、問題となる学生はおりません。学力の差はあれど、やる気は同じくらい高いです」
「学力の差といっても、テストをクリアしたのだから気にしなくてもいい。優秀な者を伸ばすのが、教師の役割だ」
学園は、補習などの制度も整えています。
なので、ギリギリ合格だった人も、やる気があれば学力を伸ばすことができます。
勉強のやり方は人それぞれだから強くは言えないが、学習の取り組み方については教える事は可能だ。
「真面目に勉強をするのなら、真面目に仕事をする事も考えられる。楽して功績を手にするのは大変だと、そういうことも教えないとならないな」
「「「「「「もぐもぐもぐ」」」」」
アーサー様は、紅茶を口にしながらそんな事を言っていた。
勉強も、コツコツとやらないと伸びないからなあ。
あと、アリアちゃん達は、お菓子を食べるのも程々にね。
「失礼します、新入生が集まりだしております」
ホールに待機していた職員が、僕達に教えてくれた。
いよいよ入園式が始まるのだと、僕も気持ちを引き締めた。
「アリアちゃん達も、元気よく挨拶をしてね」
「「「「「「がんばるー!」」」」」
王家のちびっ子達は、元気よく手を挙げた。
アリアちゃん達にとっても公務の練習の場だし、頑張ってもらわないとね。


