イリスちゃんとスーザンちゃんの年末の奉仕活動デビューに向け、貴族街にある教会で奉仕活動の体験をする事になった。
とはいえ、まだ二人は小さいからみんなが何をしているのかを見てもらうのが目的だ。
「お姉ちゃんが、イリスちゃんとスーザンちゃんに色々教えるよ!」
「ビアンカも!」
いつも元気なアリアちゃんとビアンカちゃんは、お姉ちゃんとして頑張るととても張り切っていた。
でも、ちょっと大人しいけど丁寧なブライトちゃんとジョセフちゃんが、一足早くイリスちゃんとスーザンちゃんに色々話しかけていた。
スラちゃんも一緒だし、多分大丈夫だろう。
「ふふ、子ども達もとても張り切っていますわ。とても良い効果がありそうですね」
「そうね。失敗してもいいから、やる事に意味があるわ」
メアリーちゃんとシーリアさんも、張り切っている子ども達に目を細めていた。
スラちゃん達やトラちゃんもちびっ子達の警備についていて、身の安全はバッチリだ。
顔見知りの貴族令嬢も手伝いに来てくれ、ちびっ子達も笑顔で接していた。
「王家の方々がいるので、周囲を確認しながらしっかりと警備も行いましょう」
「「「「「は、はい!」」」」」
せっかくなので、学園生やまだ経験の浅い軍人にも奉仕活動に来てもらった。
クリスの号令に、集まった面々は大きな声で返事をした。
今日は人数は少ないが豪華メンバーが揃っていたから、いい訓練になるはずだ。
指示に従い、炊き出しのお手伝いや警備などそれぞれの役割に就くことになった。
さて、僕は炊き出しの準備をしないと。
こうして、貴族街での奉仕活動が平穏な感じで始まった。
シュイン、ぴかー。
「ヒヒーン」
「あのね、お馬さんも治して元気にしてあげるんだよ」
「「おー!」」
アイちゃん達も、イリスちゃんとスーザンちゃんにあれこれ教えていた。
みんな、お兄ちゃんとお姉ちゃんとして張り切っているね。
今は、下手に手を出さずにこのまま見守ってあげましょう。
炊き出しはそこまで忙しくないから、聞き込みなどを強化していた。
すると、こんな情報を得ることができた。
「あの、夜になると屋敷を物色している者がいまして……」
「しかも、黒尽くめの服装で如何にも怪しい格好です」
複数の屋敷の使用人から情報を得たが、僕の屋敷とはエリアが違うから全然気が付かなかった。
通信用魔導具で各所に連絡し、軍の巡回強化をしてもらう事にした。
「ピィ!」
「ピーちゃん達の登場は、もう少ししてからだって」
「ピッ……」
巡回ならお任せのピーちゃん達だけど、軍も強化されたし先ずは任せてみようという事になった。
さっそく、軍は人員を出して貴族街の巡回をするという。
何でもかんでも、ピーちゃん達に頼らない様にしないと。
「あら、イリス様とスーザン様ではありませんか。今日は奉仕活動のお手伝いですか?」
「「そーだよ!」」
この前会った貴族夫人の会長も様子を見に来て、張り切ってお手伝いをしているイリスちゃんとスーザンちゃんにニコリとしていた。
失敗して学ぶのも大事だし、褒められて伸びることも大事だ。
この貴族夫人からも少し不審者っぽい者がいたという情報を得たので、改めて軍に情報を伝えた。
こうして、奉仕活動自体は問題なく終わり、イリスちゃんとスーザンちゃんもとても満足そうにしていた。
「こうして、意外なところから犯罪の情報を得ることがあります。以前には、商店街での奉仕活動で貴重な情報を得ました。皆さんも、よく覚えていて下さい」
「「「「「はい!」」」」」
クリスの訓示に、学園生と軍の若者は元気よく返事をした。
犯罪情報だけでなく、行政改革のヒントをもらえる時もある。
町の人の意見は重要だと、僕も強く感じていた。
「ふふ、とっても張り切っていましたわね」
「これなら、年末の奉仕活動に参加しても問題ないわね」
「「すー、すー」」
イリスちゃんとスーザンちゃんは、疲れたのかお母さんのメアリーさんとシーリアさんに抱っこされながらすやすやと寝ていた。
アリアちゃん達は、頑張ったと充実した雰囲気だ。
お姉ちゃん、お兄ちゃんとしても張り切っていた。
王家やシーリアさんのところは、早めに王城へと戻った。
学園生もそれぞれ解散となったが、僕達はまだやる事があった。
僕は、クリスと軍の若者達と共に軍の施設へと向かった。
「どうやら、元から追っている貴族専門の窃盗犯の可能性がある。軍も出すが、夕方になったらスラちゃん達も巡回にあたってくれ」
軍の施設の会議室で会ったルーカス様にこう言われたが、どうやらちびっ子達が騒ぐのを防ぐ意味もあった様だ。
スラちゃんやピーちゃん達も、頑張るぞと張り切っていた。
「軍の巡回という、目で見える抑止策もとても重要だ。そういう意味でも、若い軍人にも頑張ってもらう」
元々犯罪者の少ない貴族街だから、経験の少ない軍人の巡回にはうってつけだといいます。
こうして、多方面で動く事になったのでした。
そして、その日のうちにスラちゃん達が不審者を捕まえ、例の貴族専門の窃盗犯であることが判明しました。
拠点も制圧でき、僕達も軍もホッと胸を撫で下ろしたのでした。
とはいえ、まだ二人は小さいからみんなが何をしているのかを見てもらうのが目的だ。
「お姉ちゃんが、イリスちゃんとスーザンちゃんに色々教えるよ!」
「ビアンカも!」
いつも元気なアリアちゃんとビアンカちゃんは、お姉ちゃんとして頑張るととても張り切っていた。
でも、ちょっと大人しいけど丁寧なブライトちゃんとジョセフちゃんが、一足早くイリスちゃんとスーザンちゃんに色々話しかけていた。
スラちゃんも一緒だし、多分大丈夫だろう。
「ふふ、子ども達もとても張り切っていますわ。とても良い効果がありそうですね」
「そうね。失敗してもいいから、やる事に意味があるわ」
メアリーちゃんとシーリアさんも、張り切っている子ども達に目を細めていた。
スラちゃん達やトラちゃんもちびっ子達の警備についていて、身の安全はバッチリだ。
顔見知りの貴族令嬢も手伝いに来てくれ、ちびっ子達も笑顔で接していた。
「王家の方々がいるので、周囲を確認しながらしっかりと警備も行いましょう」
「「「「「は、はい!」」」」」
せっかくなので、学園生やまだ経験の浅い軍人にも奉仕活動に来てもらった。
クリスの号令に、集まった面々は大きな声で返事をした。
今日は人数は少ないが豪華メンバーが揃っていたから、いい訓練になるはずだ。
指示に従い、炊き出しのお手伝いや警備などそれぞれの役割に就くことになった。
さて、僕は炊き出しの準備をしないと。
こうして、貴族街での奉仕活動が平穏な感じで始まった。
シュイン、ぴかー。
「ヒヒーン」
「あのね、お馬さんも治して元気にしてあげるんだよ」
「「おー!」」
アイちゃん達も、イリスちゃんとスーザンちゃんにあれこれ教えていた。
みんな、お兄ちゃんとお姉ちゃんとして張り切っているね。
今は、下手に手を出さずにこのまま見守ってあげましょう。
炊き出しはそこまで忙しくないから、聞き込みなどを強化していた。
すると、こんな情報を得ることができた。
「あの、夜になると屋敷を物色している者がいまして……」
「しかも、黒尽くめの服装で如何にも怪しい格好です」
複数の屋敷の使用人から情報を得たが、僕の屋敷とはエリアが違うから全然気が付かなかった。
通信用魔導具で各所に連絡し、軍の巡回強化をしてもらう事にした。
「ピィ!」
「ピーちゃん達の登場は、もう少ししてからだって」
「ピッ……」
巡回ならお任せのピーちゃん達だけど、軍も強化されたし先ずは任せてみようという事になった。
さっそく、軍は人員を出して貴族街の巡回をするという。
何でもかんでも、ピーちゃん達に頼らない様にしないと。
「あら、イリス様とスーザン様ではありませんか。今日は奉仕活動のお手伝いですか?」
「「そーだよ!」」
この前会った貴族夫人の会長も様子を見に来て、張り切ってお手伝いをしているイリスちゃんとスーザンちゃんにニコリとしていた。
失敗して学ぶのも大事だし、褒められて伸びることも大事だ。
この貴族夫人からも少し不審者っぽい者がいたという情報を得たので、改めて軍に情報を伝えた。
こうして、奉仕活動自体は問題なく終わり、イリスちゃんとスーザンちゃんもとても満足そうにしていた。
「こうして、意外なところから犯罪の情報を得ることがあります。以前には、商店街での奉仕活動で貴重な情報を得ました。皆さんも、よく覚えていて下さい」
「「「「「はい!」」」」」
クリスの訓示に、学園生と軍の若者は元気よく返事をした。
犯罪情報だけでなく、行政改革のヒントをもらえる時もある。
町の人の意見は重要だと、僕も強く感じていた。
「ふふ、とっても張り切っていましたわね」
「これなら、年末の奉仕活動に参加しても問題ないわね」
「「すー、すー」」
イリスちゃんとスーザンちゃんは、疲れたのかお母さんのメアリーさんとシーリアさんに抱っこされながらすやすやと寝ていた。
アリアちゃん達は、頑張ったと充実した雰囲気だ。
お姉ちゃん、お兄ちゃんとしても張り切っていた。
王家やシーリアさんのところは、早めに王城へと戻った。
学園生もそれぞれ解散となったが、僕達はまだやる事があった。
僕は、クリスと軍の若者達と共に軍の施設へと向かった。
「どうやら、元から追っている貴族専門の窃盗犯の可能性がある。軍も出すが、夕方になったらスラちゃん達も巡回にあたってくれ」
軍の施設の会議室で会ったルーカス様にこう言われたが、どうやらちびっ子達が騒ぐのを防ぐ意味もあった様だ。
スラちゃんやピーちゃん達も、頑張るぞと張り切っていた。
「軍の巡回という、目で見える抑止策もとても重要だ。そういう意味でも、若い軍人にも頑張ってもらう」
元々犯罪者の少ない貴族街だから、経験の少ない軍人の巡回にはうってつけだといいます。
こうして、多方面で動く事になったのでした。
そして、その日のうちにスラちゃん達が不審者を捕まえ、例の貴族専門の窃盗犯であることが判明しました。
拠点も制圧でき、僕達も軍もホッと胸を撫で下ろしたのでした。


