安息日の今日は、久々に屋敷でゆっくりすることにした。
最近余りにも忙し過ぎて、アイちゃん達にも接してあげていない。
というか、僕もクリスも流石に疲れていた。
「「「わーい!」」」
「ガウッ!」
「「「「ピィ!」」」」
毎朝の魔法の訓練を終えると、アイちゃん達はトラちゃんとピーちゃん達と追いかけっこを始めた。
チビスライム達も一緒になって追いかけっこをしているが、複雑に逃げる子ども達を追いかけるのが良い訓練になっているという。
「本当に、みんな元気ね」
僕は少し離れたところからみんなを見守っており、クリスも僕の隣にいた。
クリスは元気よく走り回るアイちゃん達を羨ましく見ていたが、僕達もまだ若いと思うよ。
そして、ちびっ子達の追いかけっこが一段落したタイミングで、アイちゃん達が僕とクリスに抱きついてきた。
「ねーねー、絵本読んで!」
「絵本読んで欲しいなぁ」
「なー」
三人は、つぶらな瞳で可愛らしくお願いしてきた。
中々破壊力のあるお願いだ。
ということで、僕とクリスはアイちゃん達と手を繋いで屋敷の勉強部屋へと向かった。
「うーん、僕の事を題材にした絵本が、更に増えている気がするよ……」
「そりゃそうでしょう。ケンを描いた絵本が大ヒットしているんだから。私と出会った事故の事も、絵本に描いてあるんだよ」
書棚に並ぶ絵本を見て、僕は思わず苦笑してしまった。
王妃様曰く、最低でも十巻は作るという。
更に、スラちゃん達スライムの活躍を描いた絵本も人気だ。
報酬の殆どは孤児院などに寄付する様にお願いしているし、沢山の人が絵本を読んでくれるのはとても嬉しい。
「えーっとね、私はこの絵本がいいなあ」
「私もこれがいいな」
「リューはこれ!」
という事で、僕とクリスで順番に絵本を読む事にした。
僕の事が描かれた絵本を、僕が読むのは中々恥ずかしい。
でも、どれもとてもよくできているし、一部は子ども向けに改変してある。
アイちゃん達もとても満足そうに話を聞いているし、クリスも中々迫力ある話をしていた。
こうして、午前中はアイちゃん達と一緒にのんびりと過ごしたのだった。
「「「すー、すー」」」
アイちゃん達は、午前中いっぱい動いたのもあって昼食後に直ぐにお昼寝に入った。
いつも、僕のベッドで寝ているんだよね。
リンゴちゃんとカレーちゃんが三人の様子をみてくれるのだが、気がつけばトラちゃんも床に丸まって寝ていた。
みんな、元気よく動いていたもんね。
「ケンは、午後はどうする予定?」
「特に何もないよ」
「じゃあ、一緒に買い物に行こう!」
という事で、午後はクリスと共に買い物に出かける事にした。
スラちゃん達と共に馬車に乗って、やってきたのは御用商会だった。
「これは、【蒼の治癒師】様、奥様ではありませんか。本日は、どの様なご要望でしょうか?」
「服を幾つか欲しいわ。あと、子ども向けにも服をお願いね」
「畏まりました。直ぐにご用意いたします」
商会の会長さんとクリスが話していたが、もしかしたらメインはアイちゃん達の服かな。
僕も、三人に服を選んであげよう。
「可愛いものがいいよね。でも、三人ともよく動くからなあ」
僕は、直感で三人に似合いそうな服を選んでいった。
即断即決で選んでいき、十分で買い物終了。
「クリス、僕の買い物は終わったよ」
「えっ、ケン早すぎない? こっちは、これからどんな服にしようかと選ぶところだよ」
クリスは、どんな色のドレスを試着しようかとし始めるところだった。
赤、オレンジ、白、黒とだいたいこの辺りが多い。
クリスは髪の毛が燃えるような赤髪ってのもあり、明るい色のドレスを好んだ。
そして、女性の買い物は長いとこの世界でも言われているが、クリスも例に漏れず買い物が長かった。
「じゃあ着替えてくるから、ケンもちゃんと判断してね」
そして、ここからクリスのファッションショーが始まった。
クリスは他人に着せ替え人形にされるのは嫌だが、自分が色々な服に着替えるのは好きらしい。
「じゃーん、どうかしら?」
「うーん。似合っているけど、少しウエストが緩いかも」
「ケンは、そういう細かいところも見ているわね。手直ししてもらうように頼むわ」
普段から軍で鍛えているのもあり、クリスはとてもいいプロポーションだ。
胸はまだまだ成長中だが、十分大きい方だと言えよう。
鍛えているので本人は足が太いと言うが、僕はそんな事はないと思った。
クリスはよく動くので、アクセサリーはそんなに好きではない。
でも、夜会などには失礼にならない程度に身に着けている。
どちらかというと、髪留めやリボンなどの方が好んでいた。
僕も、クリスに贈るプレゼントは髪留めなどが多かった。
「えーっと、これとこれと、これをお願いします」
「畏まりました」
僕は、クリスが次の服に着替えている間に髪留めなどを選んだ。
会長も、僕がよく髪飾りを購入するのを分かっていた。
「じゃーん、このドレスはどうかな?」
「うーんと、裾がちょっと長いかな。あと、髪飾りを幾つか買っておいたよ」
「流石ケンね。じゃあ、このドレスも手直しをお願いしてくるわ」
クリスも、僕が髪飾りを贈っているのをよく知っている。
お互いに、余計な事を言わなくても通じていた。
こうして、夕方まで様々なものを購入したのだった。
「はい、私とケンからのプレゼントよ」
「「「わーい、ありがとー!」」」
御用商会から戻り、早速アイちゃん達に服をプレゼントした。
アイちゃんも出会った頃のように遠慮気味ではなく、こうして明るい表現になったのは良いことだ。
こうして、久々にゆっくりとした安息日を過ごした。
明日から、また忙しくなりそうだな。
最近余りにも忙し過ぎて、アイちゃん達にも接してあげていない。
というか、僕もクリスも流石に疲れていた。
「「「わーい!」」」
「ガウッ!」
「「「「ピィ!」」」」
毎朝の魔法の訓練を終えると、アイちゃん達はトラちゃんとピーちゃん達と追いかけっこを始めた。
チビスライム達も一緒になって追いかけっこをしているが、複雑に逃げる子ども達を追いかけるのが良い訓練になっているという。
「本当に、みんな元気ね」
僕は少し離れたところからみんなを見守っており、クリスも僕の隣にいた。
クリスは元気よく走り回るアイちゃん達を羨ましく見ていたが、僕達もまだ若いと思うよ。
そして、ちびっ子達の追いかけっこが一段落したタイミングで、アイちゃん達が僕とクリスに抱きついてきた。
「ねーねー、絵本読んで!」
「絵本読んで欲しいなぁ」
「なー」
三人は、つぶらな瞳で可愛らしくお願いしてきた。
中々破壊力のあるお願いだ。
ということで、僕とクリスはアイちゃん達と手を繋いで屋敷の勉強部屋へと向かった。
「うーん、僕の事を題材にした絵本が、更に増えている気がするよ……」
「そりゃそうでしょう。ケンを描いた絵本が大ヒットしているんだから。私と出会った事故の事も、絵本に描いてあるんだよ」
書棚に並ぶ絵本を見て、僕は思わず苦笑してしまった。
王妃様曰く、最低でも十巻は作るという。
更に、スラちゃん達スライムの活躍を描いた絵本も人気だ。
報酬の殆どは孤児院などに寄付する様にお願いしているし、沢山の人が絵本を読んでくれるのはとても嬉しい。
「えーっとね、私はこの絵本がいいなあ」
「私もこれがいいな」
「リューはこれ!」
という事で、僕とクリスで順番に絵本を読む事にした。
僕の事が描かれた絵本を、僕が読むのは中々恥ずかしい。
でも、どれもとてもよくできているし、一部は子ども向けに改変してある。
アイちゃん達もとても満足そうに話を聞いているし、クリスも中々迫力ある話をしていた。
こうして、午前中はアイちゃん達と一緒にのんびりと過ごしたのだった。
「「「すー、すー」」」
アイちゃん達は、午前中いっぱい動いたのもあって昼食後に直ぐにお昼寝に入った。
いつも、僕のベッドで寝ているんだよね。
リンゴちゃんとカレーちゃんが三人の様子をみてくれるのだが、気がつけばトラちゃんも床に丸まって寝ていた。
みんな、元気よく動いていたもんね。
「ケンは、午後はどうする予定?」
「特に何もないよ」
「じゃあ、一緒に買い物に行こう!」
という事で、午後はクリスと共に買い物に出かける事にした。
スラちゃん達と共に馬車に乗って、やってきたのは御用商会だった。
「これは、【蒼の治癒師】様、奥様ではありませんか。本日は、どの様なご要望でしょうか?」
「服を幾つか欲しいわ。あと、子ども向けにも服をお願いね」
「畏まりました。直ぐにご用意いたします」
商会の会長さんとクリスが話していたが、もしかしたらメインはアイちゃん達の服かな。
僕も、三人に服を選んであげよう。
「可愛いものがいいよね。でも、三人ともよく動くからなあ」
僕は、直感で三人に似合いそうな服を選んでいった。
即断即決で選んでいき、十分で買い物終了。
「クリス、僕の買い物は終わったよ」
「えっ、ケン早すぎない? こっちは、これからどんな服にしようかと選ぶところだよ」
クリスは、どんな色のドレスを試着しようかとし始めるところだった。
赤、オレンジ、白、黒とだいたいこの辺りが多い。
クリスは髪の毛が燃えるような赤髪ってのもあり、明るい色のドレスを好んだ。
そして、女性の買い物は長いとこの世界でも言われているが、クリスも例に漏れず買い物が長かった。
「じゃあ着替えてくるから、ケンもちゃんと判断してね」
そして、ここからクリスのファッションショーが始まった。
クリスは他人に着せ替え人形にされるのは嫌だが、自分が色々な服に着替えるのは好きらしい。
「じゃーん、どうかしら?」
「うーん。似合っているけど、少しウエストが緩いかも」
「ケンは、そういう細かいところも見ているわね。手直ししてもらうように頼むわ」
普段から軍で鍛えているのもあり、クリスはとてもいいプロポーションだ。
胸はまだまだ成長中だが、十分大きい方だと言えよう。
鍛えているので本人は足が太いと言うが、僕はそんな事はないと思った。
クリスはよく動くので、アクセサリーはそんなに好きではない。
でも、夜会などには失礼にならない程度に身に着けている。
どちらかというと、髪留めやリボンなどの方が好んでいた。
僕も、クリスに贈るプレゼントは髪留めなどが多かった。
「えーっと、これとこれと、これをお願いします」
「畏まりました」
僕は、クリスが次の服に着替えている間に髪留めなどを選んだ。
会長も、僕がよく髪飾りを購入するのを分かっていた。
「じゃーん、このドレスはどうかな?」
「うーんと、裾がちょっと長いかな。あと、髪飾りを幾つか買っておいたよ」
「流石ケンね。じゃあ、このドレスも手直しをお願いしてくるわ」
クリスも、僕が髪飾りを贈っているのをよく知っている。
お互いに、余計な事を言わなくても通じていた。
こうして、夕方まで様々なものを購入したのだった。
「はい、私とケンからのプレゼントよ」
「「「わーい、ありがとー!」」」
御用商会から戻り、早速アイちゃん達に服をプレゼントした。
アイちゃんも出会った頃のように遠慮気味ではなく、こうして明るい表現になったのは良いことだ。
こうして、久々にゆっくりとした安息日を過ごした。
明日から、また忙しくなりそうだな。


