みんな大満足の昼食の後は、いよいよお待ちかねの温泉タイムだ。
クリス達女性陣は、もうワクワクが止まらない。
「グルル……」
「あのね、湯船に浸からないで外にいれば大丈夫だよ」
「グルル……」
キングレオは、お風呂タイムを思い出したみたいでだいぶテンションが下がっていた。
僕が、大丈夫、大丈夫だよと慰めながら公衆浴場へと向かった。
たまたま人が少ないタイミングなのか、公衆浴場は人もまばらだった。
キングレオはオスなので、僕とナッシュさんと共に男子更衣室経由で温泉へと向かった。
「グルル……」
あの、キングレオが洗い場の隅っこで借りてきて猫みたいに小さくなっているぞ。
大丈夫だから、心配しないでね。
流石に、脚などは軽く洗った。
なお、既にこの村にキングレオがいると広まったのか、村人は特に気にしなかった。
キングレオが大人しいのもあるだろう。
「あー! おっきいねこさーん!」
「大きい猫? えっ……」
たまに親子連れがビックリしているが、キングレオは子どもに優しいので驚かすことも無い。
というか、今はそこまでの余裕がないみたいだ。
「はあ、気持ちいいです……」
「ここの温泉は久しぶりだが、本当に気持ちいいな」
僕とナッシュさんも、ササッと体を洗って温泉に入った。
前にも入ったけど、本当にこの温泉は気持ちいい。
ナッシュさんも、かなり気持ちよさそうに温泉に入っていた。
スラちゃん達もピカピカに体を洗い、ピーちゃん達も水浴びをして羽を乾かしていた。
「あっ、ケンはもう温泉に入っているのね」
「「「お待たせしました」」」
程なくして、クリス達も洗い場で体を洗って温泉に入ってきた。
全員髪色に合わせたビキニタイプの水着で、抜群のスタイルを惜しげもなく披露していた。
特にビックリしたのはミュウさんのスタイルの良さで、セレナさんよりもお胸が大きいとは思わなかった。
「あら、やっぱり駄目なのね」
「グルル……」
当のミュウさんは、温泉を嫌がって洗い場の隅で石像のように固まっているキングレオの頭を苦笑しながら撫でた。
そして、女性陣も全員温泉に入った。
「はう、気持ちいい……」
「前回も思ったけど、ケンは相変わらずおじいちゃんみたいな反応ね」
のんびりのびのびしている僕に、クリスは思わず苦笑した。
いやね、やはり温泉は最高に気持ちいいんだよね。
「やはり、ケン君はカッコいいよりも可愛いわ」
「本当ね。昔からとても可愛いと思っていたけど、今も変わらないわ」
セレナさん、ユリアさんも、ニコニコしながら僕に視線を向けた。
やはり元日本人だから、温泉は最高だ。
すると、クリスは前回温泉に入った際と同じ質問をしてきた。
「ケン、やっぱりお胸が大きい女性の方が魅力的なのかな?」
クリスの視線は、他の女性陣に向いていた。
心なしか、他の女性陣も僕を見ているぞ。
「えー、僕はそういうの全然気にしないよー」
「だろうね。ケンは、そういうところは気にしないよね」
僕の前回と同じ返答に、クリスは思わず苦笑した。
心なしか、他の女性陣もホッとしている様子だ。
「ははは、モテる男は違うな!」
ナッシュさんは、豪快に僕の頭をグリグリとした。
とはいえ、ナッシュさんも似たような状況だ。
ナッシュさんの奥さんのコリーナさんは、服の上からでも分かるくらいスタイル抜群だ。
「ナッシュお兄様だって、とても美人でお胸の大きな奥さんがいるもんね」
「そりゃ事実だから否定しないぞ。今度は、子どもも一緒に連れてくるとするか」
「ぐぬぬ……」
クリスは、からかったつもりの兄に軽くいなされた。
この辺は、兄妹の人生経験の差だろう。
「わあ、おっきいなー!」
「すごーい!」
「グルル……」
僕達が色々と話している間、キングレオの所に小さな子どもがやってきてペタペタと触っていた。
キングレオも大人しいし子ども好きだから、全く気にしない。
やはり、親御さんの方がキングレオとじゃれる子どもにビクビクしていた。
こうして、みんなでのんびりと温泉を楽しんだのだった。
「わあ、凄い。肌がすべすべ!」
「本当ね。ここまで、肌が綺麗になるとは思わなかったわ」
温泉街からの帰りの馬車内で、セレナさんとユリアさんは温泉の効果を実感しながら驚いていた。
クリスは既に上機嫌だし、ミュウさんも肌が綺麗になってニコニコしていた。
「これは、他の隊員にも教えてあげないといけないわ」
「そうね、喜びは共有しないとね」
セレナさんとユリアさんは、既に帰ってからの構想をしていた。
すると、ナッシュさんもこんな事を言ってきたのだ。
「あの温泉は、水虫によく効く。男性隊員にも教えてやるか」
革靴で動く事が多いため、軍の兵は常に水虫に悩まされている。
僕もたまに巡回治療をするが、本当に辛そうだ。
お肌に良い温泉だし、他の悩みも解決しそうだ。
こうして、僕達の直轄領での緊急対応は無事に終わった。
そして、温泉に入った兵により温泉の効果が広く伝わり、元々良かった温泉街にある軍の保養所の稼働率がとても高くなった。
結果、軍の保養所の拡張計画は前倒しになったのだった。
不正利用でも何でもないし、僕は別にいいんじゃないかなと思うなあ。
クリス達女性陣は、もうワクワクが止まらない。
「グルル……」
「あのね、湯船に浸からないで外にいれば大丈夫だよ」
「グルル……」
キングレオは、お風呂タイムを思い出したみたいでだいぶテンションが下がっていた。
僕が、大丈夫、大丈夫だよと慰めながら公衆浴場へと向かった。
たまたま人が少ないタイミングなのか、公衆浴場は人もまばらだった。
キングレオはオスなので、僕とナッシュさんと共に男子更衣室経由で温泉へと向かった。
「グルル……」
あの、キングレオが洗い場の隅っこで借りてきて猫みたいに小さくなっているぞ。
大丈夫だから、心配しないでね。
流石に、脚などは軽く洗った。
なお、既にこの村にキングレオがいると広まったのか、村人は特に気にしなかった。
キングレオが大人しいのもあるだろう。
「あー! おっきいねこさーん!」
「大きい猫? えっ……」
たまに親子連れがビックリしているが、キングレオは子どもに優しいので驚かすことも無い。
というか、今はそこまでの余裕がないみたいだ。
「はあ、気持ちいいです……」
「ここの温泉は久しぶりだが、本当に気持ちいいな」
僕とナッシュさんも、ササッと体を洗って温泉に入った。
前にも入ったけど、本当にこの温泉は気持ちいい。
ナッシュさんも、かなり気持ちよさそうに温泉に入っていた。
スラちゃん達もピカピカに体を洗い、ピーちゃん達も水浴びをして羽を乾かしていた。
「あっ、ケンはもう温泉に入っているのね」
「「「お待たせしました」」」
程なくして、クリス達も洗い場で体を洗って温泉に入ってきた。
全員髪色に合わせたビキニタイプの水着で、抜群のスタイルを惜しげもなく披露していた。
特にビックリしたのはミュウさんのスタイルの良さで、セレナさんよりもお胸が大きいとは思わなかった。
「あら、やっぱり駄目なのね」
「グルル……」
当のミュウさんは、温泉を嫌がって洗い場の隅で石像のように固まっているキングレオの頭を苦笑しながら撫でた。
そして、女性陣も全員温泉に入った。
「はう、気持ちいい……」
「前回も思ったけど、ケンは相変わらずおじいちゃんみたいな反応ね」
のんびりのびのびしている僕に、クリスは思わず苦笑した。
いやね、やはり温泉は最高に気持ちいいんだよね。
「やはり、ケン君はカッコいいよりも可愛いわ」
「本当ね。昔からとても可愛いと思っていたけど、今も変わらないわ」
セレナさん、ユリアさんも、ニコニコしながら僕に視線を向けた。
やはり元日本人だから、温泉は最高だ。
すると、クリスは前回温泉に入った際と同じ質問をしてきた。
「ケン、やっぱりお胸が大きい女性の方が魅力的なのかな?」
クリスの視線は、他の女性陣に向いていた。
心なしか、他の女性陣も僕を見ているぞ。
「えー、僕はそういうの全然気にしないよー」
「だろうね。ケンは、そういうところは気にしないよね」
僕の前回と同じ返答に、クリスは思わず苦笑した。
心なしか、他の女性陣もホッとしている様子だ。
「ははは、モテる男は違うな!」
ナッシュさんは、豪快に僕の頭をグリグリとした。
とはいえ、ナッシュさんも似たような状況だ。
ナッシュさんの奥さんのコリーナさんは、服の上からでも分かるくらいスタイル抜群だ。
「ナッシュお兄様だって、とても美人でお胸の大きな奥さんがいるもんね」
「そりゃ事実だから否定しないぞ。今度は、子どもも一緒に連れてくるとするか」
「ぐぬぬ……」
クリスは、からかったつもりの兄に軽くいなされた。
この辺は、兄妹の人生経験の差だろう。
「わあ、おっきいなー!」
「すごーい!」
「グルル……」
僕達が色々と話している間、キングレオの所に小さな子どもがやってきてペタペタと触っていた。
キングレオも大人しいし子ども好きだから、全く気にしない。
やはり、親御さんの方がキングレオとじゃれる子どもにビクビクしていた。
こうして、みんなでのんびりと温泉を楽しんだのだった。
「わあ、凄い。肌がすべすべ!」
「本当ね。ここまで、肌が綺麗になるとは思わなかったわ」
温泉街からの帰りの馬車内で、セレナさんとユリアさんは温泉の効果を実感しながら驚いていた。
クリスは既に上機嫌だし、ミュウさんも肌が綺麗になってニコニコしていた。
「これは、他の隊員にも教えてあげないといけないわ」
「そうね、喜びは共有しないとね」
セレナさんとユリアさんは、既に帰ってからの構想をしていた。
すると、ナッシュさんもこんな事を言ってきたのだ。
「あの温泉は、水虫によく効く。男性隊員にも教えてやるか」
革靴で動く事が多いため、軍の兵は常に水虫に悩まされている。
僕もたまに巡回治療をするが、本当に辛そうだ。
お肌に良い温泉だし、他の悩みも解決しそうだ。
こうして、僕達の直轄領での緊急対応は無事に終わった。
そして、温泉に入った兵により温泉の効果が広く伝わり、元々良かった温泉街にある軍の保養所の稼働率がとても高くなった。
結果、軍の保養所の拡張計画は前倒しになったのだった。
不正利用でも何でもないし、僕は別にいいんじゃないかなと思うなあ。


