星に誓う、きみと僕の余命契約
青春・恋愛
10
長久/著
- 作品番号
- 1736723
- 最終更新
- 2024/10/23
- 総文字数
- 4,116
- ページ数
- 5ページ
- ステータス
- 未完結
- いいね数
- 10
きみが死ぬくらいなら、僕の命を全部あげても構わない――。
生きてる世界と死後の世界を分ける川を渡るのも、船渡し賃がいると聞いた。
夜空に輝く天の川を渡る織姫や彦星だって、対価を毎年払ってるのかもしれない。
この世に生きてる人だって同じだろう。
好きなことをしたい。好きなものを食べたい。好きな人と遊びに行きたい。
何かを求め探して歩むなら、大変だろうと 対価を支払ってるはずなんだ。
胡散臭い彼と不思議な店で取引をしなければ、愛情を感じない人生になったはずだ。
大切な人の想いにも、自分のやりたいことにも気が付かなかったと思う。
人生の価値と意義を痛感したからこそ、生きていられる一瞬が尊くなる。
そして――後悔したんだ。
生きてる世界と死後の世界を分ける川を渡るのも、船渡し賃がいると聞いた。
夜空に輝く天の川を渡る織姫や彦星だって、対価を毎年払ってるのかもしれない。
この世に生きてる人だって同じだろう。
好きなことをしたい。好きなものを食べたい。好きな人と遊びに行きたい。
何かを求め探して歩むなら、大変だろうと 対価を支払ってるはずなんだ。
胡散臭い彼と不思議な店で取引をしなければ、愛情を感じない人生になったはずだ。
大切な人の想いにも、自分のやりたいことにも気が付かなかったと思う。
人生の価値と意義を痛感したからこそ、生きていられる一瞬が尊くなる。
そして――後悔したんだ。
- あらすじ
- 死の淵に立たされた幼馴染・結姫の命を救うため、謎の男カササギと余命契約を結んだ優惺。だが、命の取引の条件として、ある「対価」を支払わなければならず、正しい対価が見つけられなければ、即ちに結姫の命は途絶えてしまう。
余命一年だけを残し全ての寿命を渡すと決めた優惺は、結姫には契約のことを秘密にしたまま、答えを探す。しかし、七夕の夜、余命わずかな優惺と結姫の運命は、予想外の展開を迎えて――。
目次
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