今夜、一杯いかがですか?

駅の近くにひっそりと潜んでいる喫茶店。

「いらっしゃいませ、お客様」

ドアを開けた瞬間、珈琲の匂いが鼻をくすぐる。

店内は、外とは真逆で落ち着いていて

まるで、異世界に迷い込んだように感じる。

「ご注文は、お決まりでしょうか?」

マスターの声に驚きながらも

メニューに目を通す。

「じゃ、じゃあ――――――、で」