君に会ったあの日から

僕が衝撃を受けたのは夏休み直前のいつもと変わらずカフェに行って話してる時。
急に百合の表情が暗くなった。
「あのね、りょーくんに話さないと行けないことがある。」
「どうしたの?」
「言おうか迷ったんだけど、私昔かかってた病気が再発しちゃって、こうやってカフェ来たりとか、遊びに行ったりとかできなくなるかもしれないんだ。学校を休んで病院に行くこともあるかもしれなくて、、、」
なんの病気?どんぐらいで治る?どんな症状?なにか出来ることあるのかな?
沢山聞きたい質問があったけど、百合を不安にさせないように落ち着いた反応を返した。
「そうなんだ、、、百合は病気と向き合って。ノートとか僕が取っとくし、やれる事あればなんでもやるから。早く治してね」
「うん!」
衝撃ではあったけどきっと病気は前と同じように治るし、笑って返事してくれてホッとした。

それから、百合はたまに学校を休んだりすることがあった。
その時は僕がノートを取り、病院に持って行ってあげてる。
病院での事を楽しそうに話してくれる百合に最近ドキッとする事がある、気がする。
「ねぇ、最近百合と馴れ馴れしくない?お前みたいな3軍が百合に迷惑かけんなよ!」
病院にノートを届けようとして下駄箱で靴に履き替えていると、百合といつも仲良くしてる一軍女子に話しかけられた。怒ってるっぽい、、、
そりゃそうだよな。こんな僕が百合に近づいて好意抱いて、初めは優しさで話しかけてくれてただけ。何を勘違いしてんだ?バカにも程がある。
「ごめん。百合の優しさにつけ込んで、迷惑ばっかかけてた。これ、今日のノート。届けてあげて欲しい。じゃあ。僕はこれで、、、」
一礼をして、反省しながら校門を出た。そのまま家に帰り、倒れるようにベットに寝っ転がった。
「何してんだ?僕」
色んなことを考えながら、眠りについた。