【短】君と読む、結末談義




はじめまして、もしくはこんにちは、蒼以エマです。

『君と読む、結末談義』を読んでくださり、ありがとうございます。


今作は好みが違う二人を描いた作品になりました。ボーイズライフ特有の関係性は感じられましたか?


いきなりなんですが、読んだことのある小説を改めて読んでみたら昔とは違う感想を抱いたこと、ありませんか? 蒼以はあります。

最近、蒼以は二、三年ほど前に読んだ小説を久々に手に取りました。なんとなく読み返し始めたのですが、途中から感動して感動して。初めて読んだときよりもちゃんとその小説を理解できたと思います。


そこで気付いたんです。同じ小説でも、読んだ年齢やそのときに経験していることなどの状況が変わることによって、持つ感想も変わるんだな、と。

前までは理解できなかったキャラクターの気持ちが、突然分かることもある。逆に、昔は好きだった結末が、少し受け入れられなくなることもある。


伊織も、『透明な春の終わり』を読んだときにそれに少し似た体験をしています。

一度目は、朔の好みを知る過程で、朔に薦められて読んだ本。

二度目は、自分の気持ちを整理するために読んだ本。

本そのものは同じなのに、読む人の状態が変わることで読書の意味も変わってくるんですね。いつかほかの小説も読み返したいなと思いながら書いていました。


蒼以の今作のお気に入りシーンは、朔が最後に本を薦めるシーンです。いつも通り伊織に本を薦めた――だけではないのがいいですよね。


また、この作品の分析や今後の活動に役立てたいので、ひとこと感想に投票したり、感想ノートに書き込みをしていただけるとありがたいです。感想をいただいたときには精一杯返信させていただきます!


それでは、最後までお付き合いくださりありがとうございました。


2026年10月 蒼以エマ