『続いては、ナンシーさんからのコメントです』
《アミーリアさん今日も最高! まだウィンディを始められたばかりということで視聴者も少ないけど、顔もこんなに可愛くて、立派なお家のお部屋も見せてくれて、【悪魔の仔】というキャラクターもよく合っていて本当に魅力的な女の子なので、すぐ人気者になっちゃいますよ! これからも応援してます! 今度メイクとか真似しちゃおうかな♪》
『……ふふ、すごく褒められてしまいましたね。ナンシーさん、コメントありがとうございます。こういう言葉の一つ一つが、私の存在意義……毎日を生きる糧になってくれるのです』
『大げさじゃないんですよ? 本当に……本当のことなんです』
――私はこうして、私を見てもらえることが。
――外に出られなくても、皆さんと繋がっていられることが。
――本当に本当に……とても、幸せなのですから。
🖥~Veronica
「………」
絶対見ないって言っておいて、結局こっそり見ちゃうんだ。
……せっかく考える機会を与えられても、あたしはまたこうして、おんなじことばっかりしてる。
~Veronica🖥
《あの、ずっと気になってたんですけど、今日のその【眼鏡】って配信用ですか?》
『え? あぁ、これですか? これはえぇと……近視なもので。
今日のために用意したわけではないですよ』
《そうですよね! アミーリアさんのファッションには合わないもん。実用を重視しただけですよね~》
『えぇと……重視したというか、ただこうするしかなくて、仕方なくという感じなんです。うっかり眼鏡のことを忘れていて……ちゃんと気づいていれば、前もってもっと良いのを用意したのですけれどね』
《動画の時は眼鏡してないですよね》
『撮影だけなら、裸眼でも何とかなるので。今日は配信なので、皆さんのコメントが見えないと困るから……眼鏡が必要だって、開始直前に気づいたんです。……ふふ、遅いですよね』
《そういうちょっと抜けたところ、かわいいと思います!》
『褒められたと思っていいのでしょうかね?』
《あの! 今ちょっとだけはずしてみてほしいです!》
『え?』
🖥~Veronica
眼鏡のことは、私も気になっていた。
彼女のゴシックな姫系の服装には、あのいかにも実用的なファッション性皆無の眼鏡は明らかに浮いていたから。
「近視だからコメントを読むために着けている……。そう言われてしまえば、何もおかしくはないのだけれど……」
でも、今ここではずしてくれとリクエストされて、彼女がどうするのか、すごく注目してしまった。
もしかしたら、あの眼鏡にも何か特別な理由があって、はずすことができなくて困ってしまったりするのかもしれない。
それは『悪魔の仔』であることと、私が抱いた違和感と、何か関係があったりするのかも……。
「どうするんだろう……?」
~Veronica🖥
《やっぱりせっかくだから素顔が見たいですもんね!》
『そうですか? そんなに期待するほどのものでもないと思いますが……皆さんがそう仰るなら、少しだけ』
《わぁ、はずしてくれた~!》
《動画の通りのアミーリアさんだ!》
《やっぱり眼鏡ない方が絶対可愛い!!》
『えぇと……コメントが読めないので、もう着けちゃいますね?
……あ、たくさんお褒めの言葉ありがとうございます』
🖥~Veronica
「あれ? なんだ、普通にはずしてる」
何か起こるかもしれないと注目して見ていたのが馬鹿馬鹿しくなるほど、あっさりと眼鏡をはずしていて、何だか拍子抜けしてしまった。
こんなに何でもかんでも気になってしまうのはよくないな。これでは関係ないことまで疑いすぎてしまう。
「……あれ? でも、近視ってことは、画面に近寄ればコメントぐらい読めるんじゃ……って、だから、考えすぎちゃダメだって!」
~Veronica🖥
『それでは、予定よりも長くなってしまいましたが、この辺りで配信を終了しようと思います』
《まだ終わらないでくれ……》
『あ、ダニエルさん。よかった。まだいらっしゃったのですね。全然コメントしてくださらないから、いなくなってしまったのだと思いましたよ』
《君を見るので精一杯で、コメントなんて打っていられなかったんだ……》
『ふふ。面白い方ですよね。それでは今度こそ配信を終了します。来てくださった方、コメントをくださった方、ありがとうございました。また時々はライブ配信もやっていこうと思いますので、その時は是非また来て頂けたら嬉しいです』
《アミーリアさん今日も最高! まだウィンディを始められたばかりということで視聴者も少ないけど、顔もこんなに可愛くて、立派なお家のお部屋も見せてくれて、【悪魔の仔】というキャラクターもよく合っていて本当に魅力的な女の子なので、すぐ人気者になっちゃいますよ! これからも応援してます! 今度メイクとか真似しちゃおうかな♪》
『……ふふ、すごく褒められてしまいましたね。ナンシーさん、コメントありがとうございます。こういう言葉の一つ一つが、私の存在意義……毎日を生きる糧になってくれるのです』
『大げさじゃないんですよ? 本当に……本当のことなんです』
――私はこうして、私を見てもらえることが。
――外に出られなくても、皆さんと繋がっていられることが。
――本当に本当に……とても、幸せなのですから。
🖥~Veronica
「………」
絶対見ないって言っておいて、結局こっそり見ちゃうんだ。
……せっかく考える機会を与えられても、あたしはまたこうして、おんなじことばっかりしてる。
~Veronica🖥
《あの、ずっと気になってたんですけど、今日のその【眼鏡】って配信用ですか?》
『え? あぁ、これですか? これはえぇと……近視なもので。
今日のために用意したわけではないですよ』
《そうですよね! アミーリアさんのファッションには合わないもん。実用を重視しただけですよね~》
『えぇと……重視したというか、ただこうするしかなくて、仕方なくという感じなんです。うっかり眼鏡のことを忘れていて……ちゃんと気づいていれば、前もってもっと良いのを用意したのですけれどね』
《動画の時は眼鏡してないですよね》
『撮影だけなら、裸眼でも何とかなるので。今日は配信なので、皆さんのコメントが見えないと困るから……眼鏡が必要だって、開始直前に気づいたんです。……ふふ、遅いですよね』
《そういうちょっと抜けたところ、かわいいと思います!》
『褒められたと思っていいのでしょうかね?』
《あの! 今ちょっとだけはずしてみてほしいです!》
『え?』
🖥~Veronica
眼鏡のことは、私も気になっていた。
彼女のゴシックな姫系の服装には、あのいかにも実用的なファッション性皆無の眼鏡は明らかに浮いていたから。
「近視だからコメントを読むために着けている……。そう言われてしまえば、何もおかしくはないのだけれど……」
でも、今ここではずしてくれとリクエストされて、彼女がどうするのか、すごく注目してしまった。
もしかしたら、あの眼鏡にも何か特別な理由があって、はずすことができなくて困ってしまったりするのかもしれない。
それは『悪魔の仔』であることと、私が抱いた違和感と、何か関係があったりするのかも……。
「どうするんだろう……?」
~Veronica🖥
《やっぱりせっかくだから素顔が見たいですもんね!》
『そうですか? そんなに期待するほどのものでもないと思いますが……皆さんがそう仰るなら、少しだけ』
《わぁ、はずしてくれた~!》
《動画の通りのアミーリアさんだ!》
《やっぱり眼鏡ない方が絶対可愛い!!》
『えぇと……コメントが読めないので、もう着けちゃいますね?
……あ、たくさんお褒めの言葉ありがとうございます』
🖥~Veronica
「あれ? なんだ、普通にはずしてる」
何か起こるかもしれないと注目して見ていたのが馬鹿馬鹿しくなるほど、あっさりと眼鏡をはずしていて、何だか拍子抜けしてしまった。
こんなに何でもかんでも気になってしまうのはよくないな。これでは関係ないことまで疑いすぎてしまう。
「……あれ? でも、近視ってことは、画面に近寄ればコメントぐらい読めるんじゃ……って、だから、考えすぎちゃダメだって!」
~Veronica🖥
『それでは、予定よりも長くなってしまいましたが、この辺りで配信を終了しようと思います』
《まだ終わらないでくれ……》
『あ、ダニエルさん。よかった。まだいらっしゃったのですね。全然コメントしてくださらないから、いなくなってしまったのだと思いましたよ』
《君を見るので精一杯で、コメントなんて打っていられなかったんだ……》
『ふふ。面白い方ですよね。それでは今度こそ配信を終了します。来てくださった方、コメントをくださった方、ありがとうございました。また時々はライブ配信もやっていこうと思いますので、その時は是非また来て頂けたら嬉しいです』


