「聞いてくれよベル!」
「あの子が僕の願いを聞き入れてくれたんだ!でしょ」
「僕の台詞を取らないでくれよ」
「だってもう7回目よ!? 私はあと何回それを聞けば、『いつも苦労をかけてごめんよ』が聞けるんでしょうね?」
「ベルは今日もつれないなぁ。喜びは分かち合うべきだとは思わないのかい?」
「作りすぎたシチューを分かち合うためにここに来たのは失敗だったわね。もう用は済んだから帰るわよ。また大学で」
「何だか最近ベルは怒ってばかりだが、何か嫌なことでもあったのだろうか。まぁいい。そんなことよりもアミーリアだ!」
聞いてくれないか、すべての君たちよ!!
僕はついに、ある1つの目標を達成することができた。僕の姫君……麗しのアミーリアが、僕の願いを聞き入れて、その姿を動画に映すことを承諾してくれたんだ!!
ベルの奴なんかは、「もし顔を見てイメージと違ったらどうするつもりなの? 可愛くなかったら、『僕を騙したね!』って大騒ぎするんじゃないの?」なんて失礼なことを言ってくるけれど、まったく……そんな心配をする必要がどこにあるというんだ。
相手は他でもない、僕のアミーリアなんだぞ? 美しくないなんて、有り得るわけがないじゃないか!!
……う~む、それにしても。ウェブカメラの使い方がわかったというのに、なぜそんなに調整なんかに時間がかかるのだろう? まぁ、動画の撮り方は人それぞれだし、彼女にしかわからない何かがきっとあるんだ。
それに待つということは、この幸せな時間が増えるということなのだから、喜んで待とうじゃないか!
はははははははははははははははははは!!
――そうして笑っているうちに数日が過ぎ、ついに……その時がやってきた。
「………………」
僕は、言葉を失っていた。
言葉だけじゃない。声も、呼吸も、瞬きも……もしかしたら魂さえも、全て失っていたかもしれない。
その状態で、どれだけの間、画面の前で固まっていただろう。
「………………。………………。…………想像以上だ」
やっと戻ってきた言葉が、開けたままの口からぽろっと転がり落ちた。
――想像以上。
……いや、ここまでの美しさなんて、一体誰が想像できるというんだ?
それはこの世のものとは思えない……絵画でも舞台でもスクリーンでも、およそ見たことのない信じられないような美しさだった。
しかしそんな完璧な美貌でありながら、その姿は僕が思っていたよりもずっと幼くあどけなさを残していて、彼女は誰もが守ってあげたくなるような、か弱く可憐な美少女だった。
「………………」
……これ以上は何も語らずともわかるだろう。
僕は一瞬で彼女の虜になり、もう……寝ても覚めても地球がひっくり返っても彼女に夢中な日々だった。
「あの子が僕の願いを聞き入れてくれたんだ!でしょ」
「僕の台詞を取らないでくれよ」
「だってもう7回目よ!? 私はあと何回それを聞けば、『いつも苦労をかけてごめんよ』が聞けるんでしょうね?」
「ベルは今日もつれないなぁ。喜びは分かち合うべきだとは思わないのかい?」
「作りすぎたシチューを分かち合うためにここに来たのは失敗だったわね。もう用は済んだから帰るわよ。また大学で」
「何だか最近ベルは怒ってばかりだが、何か嫌なことでもあったのだろうか。まぁいい。そんなことよりもアミーリアだ!」
聞いてくれないか、すべての君たちよ!!
僕はついに、ある1つの目標を達成することができた。僕の姫君……麗しのアミーリアが、僕の願いを聞き入れて、その姿を動画に映すことを承諾してくれたんだ!!
ベルの奴なんかは、「もし顔を見てイメージと違ったらどうするつもりなの? 可愛くなかったら、『僕を騙したね!』って大騒ぎするんじゃないの?」なんて失礼なことを言ってくるけれど、まったく……そんな心配をする必要がどこにあるというんだ。
相手は他でもない、僕のアミーリアなんだぞ? 美しくないなんて、有り得るわけがないじゃないか!!
……う~む、それにしても。ウェブカメラの使い方がわかったというのに、なぜそんなに調整なんかに時間がかかるのだろう? まぁ、動画の撮り方は人それぞれだし、彼女にしかわからない何かがきっとあるんだ。
それに待つということは、この幸せな時間が増えるということなのだから、喜んで待とうじゃないか!
はははははははははははははははははは!!
――そうして笑っているうちに数日が過ぎ、ついに……その時がやってきた。
「………………」
僕は、言葉を失っていた。
言葉だけじゃない。声も、呼吸も、瞬きも……もしかしたら魂さえも、全て失っていたかもしれない。
その状態で、どれだけの間、画面の前で固まっていただろう。
「………………。………………。…………想像以上だ」
やっと戻ってきた言葉が、開けたままの口からぽろっと転がり落ちた。
――想像以上。
……いや、ここまでの美しさなんて、一体誰が想像できるというんだ?
それはこの世のものとは思えない……絵画でも舞台でもスクリーンでも、およそ見たことのない信じられないような美しさだった。
しかしそんな完璧な美貌でありながら、その姿は僕が思っていたよりもずっと幼くあどけなさを残していて、彼女は誰もが守ってあげたくなるような、か弱く可憐な美少女だった。
「………………」
……これ以上は何も語らずともわかるだろう。
僕は一瞬で彼女の虜になり、もう……寝ても覚めても地球がひっくり返っても彼女に夢中な日々だった。


