第二章 迷子になった動物園
小学生になった。
幼稚園で仲良くしていた女の子とは、別々のクラス……というより、別々の場所になってしまった。
私は、また一人になった。
幼稚園が同じだった女の子も、男の子もいた。
でも、そこまで仲が良かったわけじゃない。
だから、自分から話しかけるのは少し難しかった。
そんな私に、ある子が話しかけてくれた。
そこから、仲のいい友達ができた。
今はもう、あまり仲良くしていない。
それでも、あのころ私に話しかけてくれたことは、今でも覚えている。
そんな一年生のころ、一番楽しみにしていた行事があった。
動物園への校外学習。
しかも、二年生の先輩たちと一緒に回る。
私にとっては、唯一の遠い校外学習だった。
だから、すごく楽しみだった。
当日。
先輩と一緒に動物園を回った。
少し迷子になりながらも、みんなで歩いた。
それが、とても楽しかった。
そのとき一緒に回った先輩の顔は、三年生くらいになるまで覚えていた。
今では、もう忘れてしまったけれど。
でも、楽しかったという気持ちは、今でも残っている。
そして、二年生。
今度は私たちが先輩になった。
新しく入ってきた一年生と、一緒に動物園を回ることになった。
グループのみんなで話し合って、
「ここに行きたい!」
「こっちも見たい!」
そんなふうに、回りたい場所を決めた。
私は腕時計をつけた。
もう、絶対に迷子にならないように。
一年生のときの経験があったからかもしれない。
時間を気にしながら、みんなと一緒に動物園を回った。
もちろん、今度は迷子にならなかった。
みんなでお弁当を食べた。
レジャーシートには、いつの間にかありがやってきた。
「キャーッ!」
みんなで騒いだ。
何もかもが楽しかった。
そして、今になって思う。
私は、あのときから「自由に動くことの楽しさ」を知ったんじゃないだろうか。
決められた場所に行くのではなく。
自分たちで話し合って。
自分たちで行きたいところを決めて。
自分たちで歩いていく。
そんな自由が、私は好きだった。
そして、それは今でも変わっていない。
私の一年生と二年生の記憶。
少し寂しくて。
でも、最後にはちゃんと楽しかった。
そんな二年間だった。
小学生になった。
幼稚園で仲良くしていた女の子とは、別々のクラス……というより、別々の場所になってしまった。
私は、また一人になった。
幼稚園が同じだった女の子も、男の子もいた。
でも、そこまで仲が良かったわけじゃない。
だから、自分から話しかけるのは少し難しかった。
そんな私に、ある子が話しかけてくれた。
そこから、仲のいい友達ができた。
今はもう、あまり仲良くしていない。
それでも、あのころ私に話しかけてくれたことは、今でも覚えている。
そんな一年生のころ、一番楽しみにしていた行事があった。
動物園への校外学習。
しかも、二年生の先輩たちと一緒に回る。
私にとっては、唯一の遠い校外学習だった。
だから、すごく楽しみだった。
当日。
先輩と一緒に動物園を回った。
少し迷子になりながらも、みんなで歩いた。
それが、とても楽しかった。
そのとき一緒に回った先輩の顔は、三年生くらいになるまで覚えていた。
今では、もう忘れてしまったけれど。
でも、楽しかったという気持ちは、今でも残っている。
そして、二年生。
今度は私たちが先輩になった。
新しく入ってきた一年生と、一緒に動物園を回ることになった。
グループのみんなで話し合って、
「ここに行きたい!」
「こっちも見たい!」
そんなふうに、回りたい場所を決めた。
私は腕時計をつけた。
もう、絶対に迷子にならないように。
一年生のときの経験があったからかもしれない。
時間を気にしながら、みんなと一緒に動物園を回った。
もちろん、今度は迷子にならなかった。
みんなでお弁当を食べた。
レジャーシートには、いつの間にかありがやってきた。
「キャーッ!」
みんなで騒いだ。
何もかもが楽しかった。
そして、今になって思う。
私は、あのときから「自由に動くことの楽しさ」を知ったんじゃないだろうか。
決められた場所に行くのではなく。
自分たちで話し合って。
自分たちで行きたいところを決めて。
自分たちで歩いていく。
そんな自由が、私は好きだった。
そして、それは今でも変わっていない。
私の一年生と二年生の記憶。
少し寂しくて。
でも、最後にはちゃんと楽しかった。
そんな二年間だった。
