ふうう、また一つ悩みをなくした。
あの高校生、結構、疲れていたみたい。
なぜかって?とても濃い黒い霧に包まれていたから。
行きつけの喫茶店に行く。
この喫茶店は、私のお気に入りだ。
店の窓から見える、景色が最高だからだ。
普通はなんかいろんなものが邪魔して、地平線が見えないじゃん、だけど、ここからだと地平線が見えて、日の出とかが見れるというところが良い。
しかも、人が少ない。
これがいわゆる、穴場というものかな?
あっそろそろ日の入りだ。
私はこの店で、1日を初めて、終わらせるって、決めている。
ルーティンのようなものさ。
しかも、ここのコーヒが絶品で!
口に含んだ瞬間、苦味がくるけど、その中にほんのりとした、優しい甘みがある。後味はさっぱりしていて、苦味が残らない王になっている。
とても美味しい。
店長にお礼を言って、店を出ると、私はまず最初に、あの高校生、蓮花がよくいる場所に行く。
あそこも私のお気に入りだ。
よく、星が見えるし、あまり、人に見つからないといった、良いところがあるからだ。
私には前世の記憶がない。
目が覚めてから、ずっとこの施設にいた。
委員会はおつかい、仕事の時以外は自由にしていいといってた。
だから私は、施設の中を探検した。
最初に目が覚めたところ、研究室のような場所。
そのおかげなのか、すぐに施設の中を把握した。
この場所がどこにあるか、あの場所がどこにあるのか。
など、初めて、施設に来て、混乱している人に、施設案内をしてあげた。
今思えば、ここの施設の人は感情がない。
私も最初は『感情』という言葉も知らなかった。
しかし、仕事で、外に出始めてからは、感情というものがどんどんわかっていった。
最初に教育官以外と仕事をした時は、ずっとこの仕事をしてきた、プロの人で、よく迷惑をかけていたなと思い出すと、
恥ずかしくなる。
プロの人、あの時はごめんなさい。
最後に言おう、この世界にはさまざまのことで悩んでいる人がいる。
年齢に関係なく。
いじめや人間関係などで、悩んでいる人は、自分で抱え込んではいけない。
大人に相談するのが嫌だったら友達とかに相談する、完璧じゃないか。
じゃあバイバイ。
私は次のおつかい、仕事に行かないといけないから…
ーーーーーーー名前のない少女
