私は、不思議ちゃんに会うためにあの砂浜に行った。
そして、不思議ちゃんが来るのを待つ。
今日は休みの日。
「蓮花だ〜」と私と不思議ちゃんが最初に会った方向から来る。
「あっ不思議ちゃん!久しぶり。」
不思議ちゃんとあの日、会った以降、私は不思議ちゃんと会っていない。
「親友ちゃん、助けられた?」という不思議ちゃんの顔をキラキラ光る太陽が照らす。
「うん、助けられたよ。」
私は、言う。
「ねえ、不思議ちゃんの本当の名前って何?」
「本当の名前?」
「そう、本当の名前。」
「言ったじゃん。ないって」
そう言う不思議ちゃんの顔は笑顔で包まれていた。
「最近、良いことあったの?」
と疑問に思い、聞く。
「うん。ねぇ蓮花」
私の方を向いて、言う。
「なに?」
「親友ちゃんを助けた時のこと教えてよ」
「いいよ。」
ーーーーーーーーーーーーーーーーー「由佳が蹴られて、私はあの時、衝動的に隠れていた、壁から出ちゃったんだよ」
そこから、不思議ちゃんに話した。
遠くで、18時を知らせるチャイムがなった。そこで、私は話を終わらせた。
「うん。そう言うこと。」
「なるほど!」
「不思議ちゃんのアイディアのおかげだよ」
「そんなわけないよ。普通は、録画とかするもんじゃん。」
と不思議ちゃんは言う。
「まあ…確かに?」と私は戸惑いつつも同意する。
「よし!そろそろ帰らないといけないし。」
夕日が地平線に沈んでいく。
「じゃあバイバイ。不思議ちゃん」
「バイバイ〜また今度!」
