私は小学生の頃、モデルをしていた。
当時の子供向けのオシャレ雑誌と専属契約を結び、一番の人気モデルだった。小学生低学年の三年間が私の人生の絶頂期と言ってもいいくらい、ちやほやされた生活を送っていた。けれど、子供から大人の顔立ちになると人気に陰りが見え始めた。最後は雑誌の専属モデルを「卒業」という形でやめることになった。それから新しくモデルとして契約してくれる雑誌はなく、中学生になると、そのまま普通の学生に戻った。そして高校進学と両親の離婚をきっかけに、この海辺の町に移り住んだ。
高校三年の夏休みが終わって新学期が始まった時だった。
その日のホームルームで体育祭の出し物について決めていた。先生が言う。
「全員が何かの種目に必ず出るようにな。実行委員、前へ出て決めてくれ。みんなで助け合ってクラス優勝できるように頑張るぞ」
体育祭の競技は陸上競技だ。競技を通して親交を深めたいなら、体育祭はバスケとか野球とか集団競技をやればいい。と、一果なら言いそうだなと思った。
頬杖をついて窓の外を見ると、校庭のトラックで別のクラスが体育の授業をしていた。リレー競技の練習をしている。一人の女子生徒の後ろ姿が目に留まった。
あ、四組だ。
細くて長い足とサラサラの長い黒髪。涼やかな顔立ちに性格もクール。というより非情。毒舌。一果だ。
一果はいつも一人でいる。仲間外れにされているというより、一果が望んで一人でいる。今も四百メートルトラックの第三コーナー辺りに腕組みをして一人で立っていた。他の生徒はスタート地点にいる。
一果の走るとこ見たいなあ。
「豊田さん、あなた二百メートル走と学年混合対抗リレーに出てくれない?」
実行委員の佐々木さんが、唐突に私に話しを振ってきた。佐々木さんは黒板の前にいた。そしてクラスの注目が私に集まっていた。
「え……、ごめん、聞いてなかった。何?」
「豊田さん、毎朝海岸走ってるんでしょ? 陸上部の加瀬さんと。従姉妹だっけ。加瀬一果さん。それでね、学年混合対抗リレーにも出てくれるとありがたいんだけど」
「ああ、あれはただのダイエット。私よりソフトボール部の深山さんの方がいいんじゃないかな」
確かに一果と朝のランニングを始めてから体重が二キロ減った。でも足が速いのとは違う。
学年混合対抗リレーは、各学年を混合して四チームに分け、四百メートルを四人の走者で繋ぐ体育祭の目玉競技だ。だからどのクラスからも、一番速い人がエントリーする。
振り返ると、斜め後ろの席の深山さんの姿がなかった。机と椅子がぽつん、と空いている。
「今日中に選手登録しなきゃいけないの。でも深山さんは今日は風邪で休みで……。仮登録だけして後で変更できたらするから。お願い!」
クラス中の視線が私に集まった。私は一呼吸置いて「私でよければ」と曖昧に笑った。
実行委員の顔がぱっと明るくなる。他の女子にもほっとした空気が流れる。
「ウチのクラス結構いい人材が揃ってるね」
「男子にはサッカー部の青木君がいるでしょ。あとバスケ部の安田君……」
ざわつくクラスの中で、私は小さくため息をついた。すぐに人にいい顔をしてしまう八方美人。頼まれごとを断れない。人のがっかりする表情を見るのが怖い。子供の頃から他人の顔色ばかりをうかがって物事を決めてしまう、悪い癖。
もう一度窓の外を見ると、一果がスタートラインに立っていた。思わず窓に身を寄せた。三人で一斉にスタートしたのに、第二コーナー辺りで一果がぐんぐん他の二人を引き離していく。直線に入るとさらに差は開いた。
——綺麗なフォームだなあ
しなるように肢体は、風を切ってスピードをさらに上げてゆく。
——うわあ……!
一果の走りを見ているとこっちまで走りたくなる。
第四コーナーを曲がり、ゴール。
ゴールを過ぎた後は、軽いランニングでそのままトラックの中へ入っていった。四百メートルを軽々走り抜け、空を見上げ息を弾ませている。
あの走りきった瞬間がどんなに気持ち良いか、知っている。
私はまぶたを閉じた。
海岸沿いの道路を思い出す。
エアコンとか毛布とかダウンジャケットとか外から温めてくれる物とは違う。体の内から熱が発する。全身に血が巡り、筋肉が柔らかくなった体は軽い。流れる汗に風が吹く心地よさ。心臓が鼓動を激しく打ち、呼吸が熱くなる。頭の中が空になる感じ。
一切の悩みを忘れられる瞬間。
運動神経はよくないけれど、走るのは好きだ。
陸上競技大会は十月の第二週の金曜日に行われる。九月の中頃から競技大会に向けて練習が始まり、体育の時間はもちろん、朝や夕方にはそれぞれの種目に参加する人同士が集まって練習をする。
結局、私は二百メートル走にだけ出ることになった。
仮登録が変更できて、学年混合対抗リレーには深山さんが出場することになった。
「花音ー!準備いーい?」
クラスメイトの彩花がグラウンドの向こうから叫んできた。私は両手を大きく手を振り、「いいよー!」と大きな声で返した。ジャージ姿の女子二人がスタートラインに着く。
「ヨーイ」
一瞬の間。
「スタート!」
彩花が叫ぶと同時に、私はストップウォッチを押した。
百メートル先からスタートを切ってきた二人の女子のうち、先にゴールした子のタイムを私が取った。少し遅れてゴールした子のタイムを隣りにいた佐々木さんが取る。
「悪くはないけど、まあまあかな」
佐々木さんが自分が走るのが遅いのはさて置き、そんな上から目線の感想を口にした。
「今走った矢野さんはバレー部でしょ。高飛びとか幅跳びの方が向いてるんじゃないの?」
私がそう言うと、佐々木さんはタイムを記録しながら言う。
「それはそうだけど、高飛びや幅跳びは文化部系の子たちにやりたいって言われてさ。みんなが運動のできる生徒ばかりじゃないから、どの種目に誰を配置するかは、結構大事なんだよね。その点、うちのクラスには深山さんがいてくれるから助かるけど」
深山さんか。
「一人、二種目まで出れるから。深山さんには短距離走も出てもらうつもり。チームが勝つために戦略って大事でしょ」
「ふうん」
深山さんね。
百メートル先から次の人を走らせてもいいか、と合図がくる。
「私は」
大きく手を振ってOKの合図を返す。
「チームが勝つには、みんながそれぞれ全力を出すのが大事じゃないかなって思う」
陸上は一人で走るものだから。
スタート! の声と同時にストップウォッチを押した。走ってくるのはその深山さんだった。
身長が低くて小柄な彼女は一見、文化系の大人しい女子に見える。でも目には、スポーツ選手らしい意思の強さがにじみでている。それは今まで勝負に勝ってきた経験からくる自信だと思う。
そういう自信は以前の私にもあった。
私は七歳の時からいくつものオーディションで合格した。一番になった時の爽快感、表彰式の優越感。自分には何か特別な才能があると自信があった。雑誌で自分の写真を見ながら反省点を見つけ、表情やポージングの練習もした。母親も交えて事務所のスタッフやお偉いさんとの食事会にも参加した。調子に乗って偉そうにしたりもしなかった。でも春は長くは続かなかった。新しいモデルの子が入ってきた。天から二物も三物も与えられたような子だった。
大型新人モデルの綾乃ちゃんはオーディションを受けることもなくモデルになった。別にモデルに興味があったわけでも、お金が欲しかったわけでもなく、ただ容姿がよくてスタイルが良くて頭が良くて愛嬌があって華があった。
そんな屈託のない彼女に私はあっさり負けた。
事務所のスタッフや世間の注目は瞬く間に彼女に奪われた。私が占有していた表紙や巻頭ページは次々と綾乃ちゃんに変わった。私の居場所はなくなり、卒業するしかなかった。それがみんなが望んでいることだと思った。
「うわあ、早い」
一緒に走る子と差を広げていく深山さんを見て、佐々木さんが声を漏らした。
深山さんが私の目の前を風のように駆け抜けていく。
私はストップウォッチを押した。
結果は私より早かった。
それから体育祭の練習で深山さんはどんどん注目を集めるようになった。特別明るい性格というわけでもなく、面白い話しができるわけでもない。でもどこかクラスメイトは尊敬に似た眼差しで彼女を見ている。私は面白くなかった。
最初に学年混合対抗リレーをお願いされたのは私だったのに。みんな私に期待の眼差しを向けたあれは何だったの?
そしてそんな風に思っている自分が嫌だった。こういうモヤモヤした気持ちを嫉妬っていうのは知っている。嫌というほど味わった、醜い感情。
「気にすることないのよ、花音ちゃんだって十分かわいいんだから。でも綾乃ちゃんはダンスもピアノもできるお嬢様だから、注目されるのはしょうがないよ」
大人達の言葉を思い出す。そして同じモデル仲間の子の言葉も。
「花音ちゃんが来た時だって、他に雑誌に載れなくなってやめた子がいたのよ。花音ちゃんが事務所でちやほやされている時、先輩モデルはずっと今の花音ちゃんと同じように嫉妬みたいな感情持ってたと思うよ」
でも、じゃあどうすればよかったんだろう。
私は私で楽していたわけじゃない。がんばっていた。
私はきっと深山さんが嫌いなんじゃなくって、クラスの人が嫌なんだ。馴れ合いというか、過剰に深山さんに期待して勝とうとしている姿勢が。
当時の子供向けのオシャレ雑誌と専属契約を結び、一番の人気モデルだった。小学生低学年の三年間が私の人生の絶頂期と言ってもいいくらい、ちやほやされた生活を送っていた。けれど、子供から大人の顔立ちになると人気に陰りが見え始めた。最後は雑誌の専属モデルを「卒業」という形でやめることになった。それから新しくモデルとして契約してくれる雑誌はなく、中学生になると、そのまま普通の学生に戻った。そして高校進学と両親の離婚をきっかけに、この海辺の町に移り住んだ。
高校三年の夏休みが終わって新学期が始まった時だった。
その日のホームルームで体育祭の出し物について決めていた。先生が言う。
「全員が何かの種目に必ず出るようにな。実行委員、前へ出て決めてくれ。みんなで助け合ってクラス優勝できるように頑張るぞ」
体育祭の競技は陸上競技だ。競技を通して親交を深めたいなら、体育祭はバスケとか野球とか集団競技をやればいい。と、一果なら言いそうだなと思った。
頬杖をついて窓の外を見ると、校庭のトラックで別のクラスが体育の授業をしていた。リレー競技の練習をしている。一人の女子生徒の後ろ姿が目に留まった。
あ、四組だ。
細くて長い足とサラサラの長い黒髪。涼やかな顔立ちに性格もクール。というより非情。毒舌。一果だ。
一果はいつも一人でいる。仲間外れにされているというより、一果が望んで一人でいる。今も四百メートルトラックの第三コーナー辺りに腕組みをして一人で立っていた。他の生徒はスタート地点にいる。
一果の走るとこ見たいなあ。
「豊田さん、あなた二百メートル走と学年混合対抗リレーに出てくれない?」
実行委員の佐々木さんが、唐突に私に話しを振ってきた。佐々木さんは黒板の前にいた。そしてクラスの注目が私に集まっていた。
「え……、ごめん、聞いてなかった。何?」
「豊田さん、毎朝海岸走ってるんでしょ? 陸上部の加瀬さんと。従姉妹だっけ。加瀬一果さん。それでね、学年混合対抗リレーにも出てくれるとありがたいんだけど」
「ああ、あれはただのダイエット。私よりソフトボール部の深山さんの方がいいんじゃないかな」
確かに一果と朝のランニングを始めてから体重が二キロ減った。でも足が速いのとは違う。
学年混合対抗リレーは、各学年を混合して四チームに分け、四百メートルを四人の走者で繋ぐ体育祭の目玉競技だ。だからどのクラスからも、一番速い人がエントリーする。
振り返ると、斜め後ろの席の深山さんの姿がなかった。机と椅子がぽつん、と空いている。
「今日中に選手登録しなきゃいけないの。でも深山さんは今日は風邪で休みで……。仮登録だけして後で変更できたらするから。お願い!」
クラス中の視線が私に集まった。私は一呼吸置いて「私でよければ」と曖昧に笑った。
実行委員の顔がぱっと明るくなる。他の女子にもほっとした空気が流れる。
「ウチのクラス結構いい人材が揃ってるね」
「男子にはサッカー部の青木君がいるでしょ。あとバスケ部の安田君……」
ざわつくクラスの中で、私は小さくため息をついた。すぐに人にいい顔をしてしまう八方美人。頼まれごとを断れない。人のがっかりする表情を見るのが怖い。子供の頃から他人の顔色ばかりをうかがって物事を決めてしまう、悪い癖。
もう一度窓の外を見ると、一果がスタートラインに立っていた。思わず窓に身を寄せた。三人で一斉にスタートしたのに、第二コーナー辺りで一果がぐんぐん他の二人を引き離していく。直線に入るとさらに差は開いた。
——綺麗なフォームだなあ
しなるように肢体は、風を切ってスピードをさらに上げてゆく。
——うわあ……!
一果の走りを見ているとこっちまで走りたくなる。
第四コーナーを曲がり、ゴール。
ゴールを過ぎた後は、軽いランニングでそのままトラックの中へ入っていった。四百メートルを軽々走り抜け、空を見上げ息を弾ませている。
あの走りきった瞬間がどんなに気持ち良いか、知っている。
私はまぶたを閉じた。
海岸沿いの道路を思い出す。
エアコンとか毛布とかダウンジャケットとか外から温めてくれる物とは違う。体の内から熱が発する。全身に血が巡り、筋肉が柔らかくなった体は軽い。流れる汗に風が吹く心地よさ。心臓が鼓動を激しく打ち、呼吸が熱くなる。頭の中が空になる感じ。
一切の悩みを忘れられる瞬間。
運動神経はよくないけれど、走るのは好きだ。
陸上競技大会は十月の第二週の金曜日に行われる。九月の中頃から競技大会に向けて練習が始まり、体育の時間はもちろん、朝や夕方にはそれぞれの種目に参加する人同士が集まって練習をする。
結局、私は二百メートル走にだけ出ることになった。
仮登録が変更できて、学年混合対抗リレーには深山さんが出場することになった。
「花音ー!準備いーい?」
クラスメイトの彩花がグラウンドの向こうから叫んできた。私は両手を大きく手を振り、「いいよー!」と大きな声で返した。ジャージ姿の女子二人がスタートラインに着く。
「ヨーイ」
一瞬の間。
「スタート!」
彩花が叫ぶと同時に、私はストップウォッチを押した。
百メートル先からスタートを切ってきた二人の女子のうち、先にゴールした子のタイムを私が取った。少し遅れてゴールした子のタイムを隣りにいた佐々木さんが取る。
「悪くはないけど、まあまあかな」
佐々木さんが自分が走るのが遅いのはさて置き、そんな上から目線の感想を口にした。
「今走った矢野さんはバレー部でしょ。高飛びとか幅跳びの方が向いてるんじゃないの?」
私がそう言うと、佐々木さんはタイムを記録しながら言う。
「それはそうだけど、高飛びや幅跳びは文化部系の子たちにやりたいって言われてさ。みんなが運動のできる生徒ばかりじゃないから、どの種目に誰を配置するかは、結構大事なんだよね。その点、うちのクラスには深山さんがいてくれるから助かるけど」
深山さんか。
「一人、二種目まで出れるから。深山さんには短距離走も出てもらうつもり。チームが勝つために戦略って大事でしょ」
「ふうん」
深山さんね。
百メートル先から次の人を走らせてもいいか、と合図がくる。
「私は」
大きく手を振ってOKの合図を返す。
「チームが勝つには、みんながそれぞれ全力を出すのが大事じゃないかなって思う」
陸上は一人で走るものだから。
スタート! の声と同時にストップウォッチを押した。走ってくるのはその深山さんだった。
身長が低くて小柄な彼女は一見、文化系の大人しい女子に見える。でも目には、スポーツ選手らしい意思の強さがにじみでている。それは今まで勝負に勝ってきた経験からくる自信だと思う。
そういう自信は以前の私にもあった。
私は七歳の時からいくつものオーディションで合格した。一番になった時の爽快感、表彰式の優越感。自分には何か特別な才能があると自信があった。雑誌で自分の写真を見ながら反省点を見つけ、表情やポージングの練習もした。母親も交えて事務所のスタッフやお偉いさんとの食事会にも参加した。調子に乗って偉そうにしたりもしなかった。でも春は長くは続かなかった。新しいモデルの子が入ってきた。天から二物も三物も与えられたような子だった。
大型新人モデルの綾乃ちゃんはオーディションを受けることもなくモデルになった。別にモデルに興味があったわけでも、お金が欲しかったわけでもなく、ただ容姿がよくてスタイルが良くて頭が良くて愛嬌があって華があった。
そんな屈託のない彼女に私はあっさり負けた。
事務所のスタッフや世間の注目は瞬く間に彼女に奪われた。私が占有していた表紙や巻頭ページは次々と綾乃ちゃんに変わった。私の居場所はなくなり、卒業するしかなかった。それがみんなが望んでいることだと思った。
「うわあ、早い」
一緒に走る子と差を広げていく深山さんを見て、佐々木さんが声を漏らした。
深山さんが私の目の前を風のように駆け抜けていく。
私はストップウォッチを押した。
結果は私より早かった。
それから体育祭の練習で深山さんはどんどん注目を集めるようになった。特別明るい性格というわけでもなく、面白い話しができるわけでもない。でもどこかクラスメイトは尊敬に似た眼差しで彼女を見ている。私は面白くなかった。
最初に学年混合対抗リレーをお願いされたのは私だったのに。みんな私に期待の眼差しを向けたあれは何だったの?
そしてそんな風に思っている自分が嫌だった。こういうモヤモヤした気持ちを嫉妬っていうのは知っている。嫌というほど味わった、醜い感情。
「気にすることないのよ、花音ちゃんだって十分かわいいんだから。でも綾乃ちゃんはダンスもピアノもできるお嬢様だから、注目されるのはしょうがないよ」
大人達の言葉を思い出す。そして同じモデル仲間の子の言葉も。
「花音ちゃんが来た時だって、他に雑誌に載れなくなってやめた子がいたのよ。花音ちゃんが事務所でちやほやされている時、先輩モデルはずっと今の花音ちゃんと同じように嫉妬みたいな感情持ってたと思うよ」
でも、じゃあどうすればよかったんだろう。
私は私で楽していたわけじゃない。がんばっていた。
私はきっと深山さんが嫌いなんじゃなくって、クラスの人が嫌なんだ。馴れ合いというか、過剰に深山さんに期待して勝とうとしている姿勢が。



